料理家の先生がつづるお料理ブログ

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カテゴリ別:食材(全般)

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

サムゲタン、サムギョプサル、チーズタッカルビなど、韓国での呼び名のまま浸透した料理は、日本の方に愛されている証ではないでしょうかenlightened

韓国料理が広まるにつれ、韓国ならではの食材も、日本で買えることが多くなりました。
そんな食材のひとつに、韓国もち(トック)があります

日本のもちは、もち米から作るのが一般的ですが、韓国のもちは、もち米の他、うるち米から作る物もあるのですbroken heart

韓国では、もちの種類によってお菓子用や惣菜用などに使い分けており、惣菜に使うもちは、うるち米でできています。
うるち米のもちは、調理しても伸びにくいのが特徴

惣菜用のもちで代表的なのが、粉にしたうるち米に水を加えてこね、細長い棒状にして蒸した物です。
棒状のもちは「カレトック」と呼ばれ、長さのある形状を物事が長く続くことに見立てた、長い幸せを願うおめでたい食べ物なんですよ


カレトックを数センチの長さにカットして、辛いたれで炒めた料理が「トッポキ」。

また、カレトックを斜めにスライスして、小判型にした物は、お正月料理に欠かせない雑煮(トックク)に使われます。
小判型のもちはお金を意味していて、その年にたくさんの福を授かるようにとの願いが込められているのです

現代でこそ、もちはよく食べられる国民食ですが、朝鮮時代は、もちは宮中人や貴族階級が食べる高級食品でした。

宮中でどんなもち料理が食べられていたかご紹介しましょう

●宮中トッポキ
現在のトッポキは、コチュジャンで味付けした辛い物が多いですが、朝鮮時代は、野菜や肉を一緒に炒めたしょうゆ味でした。
現在のチャプチェに近いスタイルですね。

●もちの煮物
栗やナツメ、ぎんなん、ダイコン、ニンジン、肉などと一緒にしょうゆベースのたれで煮込んだ一品。
現代では、お祝いの席で用意される料理のひとつです。

●もちの串焼き
もちと牛肉を串に刺して、網焼きにします。この料理も味付けはしょうゆです。

宮中料理は、ほとんど辛くない料理だということが分かって頂けると思います

さて、最近の韓国では、トックを使ったアレンジ料理が増えています

春巻き・ベーコン巻き・カルボナーラ・グラタンなど、もち自体に特別な味がないため、色々な料理に合わせやすいようです

昨年から日本で流行しているチーズタッカルビは、春川(チュンチョン)名物の辛いタッカルビのアレンジメニュー。
このタッカルビにもトックが入り、ボリュームのある一品として親しまれています。

そこで今回は、トックのアレンジメニュー「トックカレースープ」をご紹介します。
お肉と野菜、そしてトック。具沢山の食べるスープは、一皿でお腹いっぱいになりますよ。
ぜひ一度お試し下さいyes



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でトックカレースープのレシピをチェック!

本田 朋美先生

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

皆さん、2月に開催された平昌(ピョンチャン)五輪はご覧になりましたか?
日本人選手もたくさん活躍して、感動的な場面も多くありましたね

平昌がある韓国北東部の江原道(カンウォンド)地域は、そば粉の産地として有名です。
日韓で使用するそば粉はほぼ同じ物ですが、そば粉を使った料理の種類には大きな違いがあります。

韓国でよく食べられている、そば料理をいくつかご紹介しましょう

sadそば豆腐(メミルムク)
そば粉に水を加えて加熱しながら練り上げたあと、型に入れ冷やして固めます。
シンプルにたれをかける食べ方もあれば、細切りにして冷たいスープに浮かべ、冷麺のように食べる方法もあります

winkチヂミ(プッチンゲ)
小麦粉の代わりにそば粉を使ってチヂミの生地にします。
具材は万能ネギなどでシンプルに。具材が少ない程、そばの香りが楽しめます

laughすいとん(スジェビ)
小麦粉の代わりにそば粉をすいとんにします。
小麦粉で作るすいとんに比べて、しっかりとした歯応えがあり、腹持ちが良いですyes

frown餃子(マンドゥ)
小麦粉の代わりにそば粉で餃子の皮を作ります。
江原道では餃子料理も有名なので、具材だけでなく、生地の種類もバラエティに富んでいるのです。


cheekyクレープ(チョンビョン)
クレープのように薄く生地を焼き、炒めたキムチを巻きます。
キムチ入りは江原道の郷土料理で、韓国南部の済州島(チェジュド)では、炒めたダイコンを入れるのが一般的です。

blush韓国春雨
韓国の春雨には、そば粉とサツマイモでんぷんが入り、日本で一般的な緑豆春雨と違って、モチモチとした食感が特徴です。

surprise冷麺(ネンミョン)
そば粉が入っている冷麺は、シコシコとした食感が特徴です。
もともと、江原道より北で食べられていた冷麺は、朝鮮戦争以降に朝鮮半島全土に広がりました。

indecision辛味そば(マッククス)
ざるそばのように、ゆでた麺を冷たくします。
日本のざるそばとは違い、千切りした野菜とピリ辛ソースを加え、大胆に混ぜて食べる料理。
見た目は辛そうですが、たっぷり野菜のおかげで辛さは軽減されます

こうして挙げてみると、韓国にはそば粉を使った食材や料理が、結構たくさんあると改めて思いました。
機会がありましたら、韓国のそば料理を試してみて下さいね

さて今回のレシピは「そば豆腐サラダ」をご紹介します。
水とそば粉を加熱しながら練り上げて、そば豆腐を手作りする一品。
練り上げるのに少し力が要りますが、できあがったときの感激はひとしおです

レシピではサラダ仕立てにして、ピリ辛のドレッシングを添えますが、そば豆腐はしょうゆを付けるだけでもおいしく召し上がれますよ。
ぜひ作ってみて下さいyes



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本田 朋美先生

こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。

花粉が飛ぶ季節は、鼻のムズムズ、目のかゆみ、喉のイガイガなど様々な症状が現れますね

中医学では、身体の免疫力である「正気(せいき)」が充実していれば、風邪などにかかりにくく、また花粉症の症状も軽減されると考えられていますenlightened

正気を充実させるには、体内を巡る「血」や「衛気(えき)=エネルギーのひとつで身体の表面を守るバリアのような物」の状態に気を配ることが大切です。
具体的には、「身体を冷やさないこと」、「胃腸の働きを整えること」がポイントとなりますyes

身体が冷えると血の巡りが悪くなり、本来身体に備わっている防衛力が落ちてしまいます
血は全身を巡って栄養や潤いを各臓器に届けているため、血行が滞ると必要な栄養が不足して体力を消耗しやすくなり、症状が重くなってしまうのです

だんだん暖かくなってきて、冷たい飲み物や食べ物が欲しくなりますが、なるべく身体を冷やす食べ物は避け、身体を温めるよう心がけましょう

また、鼻水やむくみなどの症状があるときは、体内の水分代謝がうまくいっていない証拠。
体内に余分な水分が溜まると体調不良の一因となり、症状が悪化しやすくなります。

解消するには、水分代謝を促す食材(あずき、白キクラゲ、陳皮など)を日々の食事に取り入れると良いですね

その他にも、中医学では身体の不調に合わせた食材を摂取することで、症状を緩和する方法があります。
体表に出る症状は人それぞれだと思いますが、大まかに分けると4つのタイプに分類されます。


sad風寒(ふうかん)タイプ:冷え・悪寒・透明な鼻水
身体を温める、ショウガ、ネギなど辛味のある食材。

wink風熱(ふうねつ)タイプ:発熱・粘りのある鼻水
余分な熱を発散させる、菊花、ミントなど。

laugh風湿(ふうしつ)タイプ:頭が重い・鼻水が多量に出る
体内の余分な湿(水分や汚れ)を取り除く、大葉、ミョウガなど香りのある食材。

frown風燥(ふうそう)タイプ:喉が渇く
身体に潤いを与える、レンコン、ユリ根など。

これらの食材を使った料理を食べるなど、自身の症状に合わせた対策をおすすめします
花粉症の対策は、薬を飲んで症状を抑えるだけでなく、日常の食事にも気を付けると良いですね

さて今回は、水分の代謝を促す食材を使った「白キクラゲの野菜炒め」をご紹介します。
コリコリした食感のキクラゲを、シャキシャキの野菜と炒め合わせる一品。

さっぱりとした味付けにし、アレンジしやすくしています。
花粉症の症状を軽くする食材を組み合わせても良いと思いますよ。
ぜひ作ってみて下さい



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で白キクラゲの野菜炒めのレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

最近の韓国では、日本食の人気が高まっていますyes
かつては、日本の大手飲食チェーン店が韓国に進出しては撤退するのを繰り返していましたが、ここ数年は定着することが増えているようです

その理由は、訪日する韓国人が急増し、日本食のおいしさが広く知られるようになったから。
日本ならではの食材や食品を、ソウルのスーパーで見かけるようになりました。
代表的な物は「納豆」です。

韓国のキムチと同様に、世界五大健康食品に選ばれた日本の納豆は、韓国で購入すると日本の3倍以上の値段ですが、健康ブームに乗って買い求める人が増えています


実は韓国にも、大豆を発酵させた「チョングッチャン(清麹醤)という食品があります。
作る工程や見た目が納豆に似ていますが、発酵させる菌や入っている調味料が違いますbroken heart

納豆は、ゆでた大豆に枯草菌の一種である納豆菌をふりかけ、40℃前後に保温し、1〜2日置いておくと発酵が進んで完成。
納豆の材料は大豆と納豆菌のみです。

チョングッチャンは、ゆでた大豆に数種類の枯草菌を加え、40℃前後に保温して2〜3日発酵させます。
そのあと、軽くつぶして粉唐辛子、塩、ニンニクなどを混ぜ合わせて完成です。


軽く味付けしてそのまま食べる納豆とは違い、チョングッチャンは鍋料理(チゲ)に使います。濃い味が付いているため、日本の味噌のような感覚ですね
納豆よりもニオイが強く、煮込むことで旨みが増します。
韓国人でも好き嫌いが分かれるチョングッチャンチゲですが、発酵食品の魅力が最大限に活かされた一品と言えます

韓国には、伝統食品の作り手を国が認定する名人制度があり、チョングッチャン名人の方もいらっしゃいますよ。それ程、伝統的な食品でもあるのです

日本ではあまり知られていないチョングッチャンですが、韓国の方は納豆とチョングッチャンをうまく食べ分けているそうです。
日本でも韓国でも、発酵食品は奥が深いですね。

さて、本日ご紹介するのは「きな粉納豆ビビンバ」です。
日本では和菓子に使われることが多いせいか、ご飯にきな粉を混ぜ込むなんて?と不思議がる方もいらっしゃることでしょう。

砂糖が入っていないきな粉は、すりゴマをふりかけるのに似て、風味がプラスされて香ばしくなりますよ。
納豆にピリ辛のたれを添えて、チョングッチャン風にアレンジしました。
ぜひ一度お試し下さい



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」できな粉納豆ビビンバのレシピをチェック!

本田 朋美先生

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