料理家の先生がつづるお料理ブログ

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2016年12月の記事

こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。

今年も残すところあと僅かになり、そろそろ年末の大掃除の時期がやってきましたyes

この時期になると、お掃除特集のテレビ番組やお掃除用洗剤のテレビCMを見る機会も増えてきますね。
また、最近では重曹やクエン酸を使って、ご自分でオリジナルの洗剤を作る方もいらっしゃるようです

洗剤の種類や使い方は様々ありますが、汚れた部分や場所に合った物を使うことが効率良く「キレイ」にするポイントです

そこで、今回は洗剤の性質にスポットを当て、「キッチンまわりの洗剤選びのコツ」をご紹介します。
 

 

洗剤の性質は大きく分けると主に「酸性」「中性」「アルカリ性」の3つに分けられます。

「酸性」や「アルカリ性」にも強弱があり、酸やアルカリの強さを表す数値としてpH(ピーエッチまたはペーハー)という数値が使われています

pHの数値が、3.0未満は「酸性」、 3.0以上6.0未満は「弱酸性」、6.0以上8.0以下は「中性」。8.0を超えて11.0以下は「弱アルカリ性」、11.0を超える物が「アルカリ性」ですmail

数値が低くなるにつれて「酸性」が強くなり、数値が高くなるにつれて「アルカリ性」が強くなります。

一般的に、「酸性」や「アルカリ性」が強くなると汚れを落とす力が強くなりますが、皮膚への影響が強いため、手荒れなどを起こすリスクが高くなります。
例えば、手洗い用の食器用洗剤は、素手で洗うことを想定し、手荒れを起こしにくい「中性」が多いです。
一方、食器洗い機用の洗剤は、直接手で触れることがないため、洗浄力の高い「弱アルカリ性」で殆ど作られていますmail



では実際にお掃除するときにはどういった洗剤を使用すれば良いのでしょうか。

キッチンまわりの汚れの代表格は、主に「油汚れ」と「水垢」です。
ガスレンジなどの油汚れは酸性なので、「弱アルカリ性」または「アルカリ性」と表示のある物がオススメ。
アルカリ性洗剤の中でも「重曹」は、油汚れのお掃除にはとても効果的ですyes

重曹には油汚れを中和する作用がありますので、汚れた部分にふりかけてさっと拭き取るだけで油汚れを取り除くことができます
お掃除の際は手荒れなどの原因になりますので、ビニールやゴムの手袋を必ず付けて下さいねyes

それに対しシンクや蛇口まわりの水垢はアルカリ性なので、「弱酸性」の表示のある洗剤がオススメです。
弱酸性の物を使うことで、水垢がキレイに落ち、シンクまわりがピカピカになりますよ。



 最後にひとつ豆知識yes
台所用の漂白剤が手に付いてしまい、ヌルヌル感が取れないときがありますよね。
そんなときは「お酢」を数滴手にたらしてこすり合わせると、すぐにヌルヌル感がなくなります。

「お酢」には酸性の成分が含まれていますので、手に付いた漂白剤の成分(アルカリ性)をお酢の成分(酸性)が中和してくれます。

先程シンクまわりのお掃除でも「弱酸性」の洗剤についてご紹介しましたが、「弱酸性」の洗剤がすぐに用意できないときには「お酢」でも代用できるので、お試し下さい


それでは今回のレシピは「お酢」にちなんだ「ミルフィーユなます」をご紹介します。
お掃除にもお料理にも万能なお酢を使った華やかな一品。
皆が集まったときのオードブルやおせちにぴったりです


 



皆さまの新しい年が、爽やかで楽しい一年となりますように

今年も一年ありがとうございました
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

 



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でミルフィーユなますのレシピをチェック!

吉田 由子先生

こんにちは、料理家の野上優佳子です。

今年は秋の天候不良や自然災害が相次いで、野菜の高騰(こうとう)が長く続きました
特にレタスやキャベツ、白菜など露地栽培の野菜は、価格が平年比の200%以上

お鍋が食べたくなる季節なのに、「白菜やキャベツが高くて、なかなか手が出なかった」という方も多いのではないでしょうか
私もそのひとりです。
最近になって、やっと少し価格が落ち着いてきたのでほっとしています


さて、白菜やキャベツですが、2分の1切や4分の1切よりも、1玉丸ごと買った方が一般的にお得なのはご存知だと思います。
しかし、食材は使い切れないと逆に無駄になってしまいますよね。

そこで、大物野菜を買うときは、その野菜で作れる家族みんなが好きな「コレぞ!」という定番人気メニューをひとつ決めておくと良いでしょう

我が家の大物野菜で作る定番メニューは、キャベツのコールスロー。

キャベツを1玉買ったら、そのうちの半分をコールスローにします。
ざくざくと千切りにして味付けするだけで、和洋中の主菜を選ばずに副菜の1品として出せるのでとっても便利。
また、パンに挟んでサンドウィッチの具にもできるので、とても重宝します

たくさん作り置くと「食べ飽きる」というリスクがありますが、コールスローなら大丈夫
なぜならコールスローは、食材をちょい足しすることで料理のレパートリーを増やすのにも大活躍するメニューだからですenlightened

例えば、マカロニやパスタ、ゆでたジャガイモや鶏肉、卵、コーン、オリーブと和えるなど、様々な食材との組み合わせも簡単。

コールスローがいわば「具沢山ドレッシング」の役割をかねてくれるので、これをベースにちょっと足すだけで、メニューの幅が広がるという訳です
料理に混ぜ込むことで、不足しがちな野菜を自然とたくさん食べられるのもおすすめのポイントです

年末になり、何かと忙しい毎日が続くときは、こういった常備菜がひとつでもあれば、きっと心強い味方になって食卓を支えてくれますよ

そこで今回は、コールスローをエスニック風にアレンジしたレシピ「エスニック風コールスロー」をご紹介します。
ちょい足しするナンプラーとスイートチリソースで、新しいおいしさを楽しめます。
どちらの調味料も、つい使い切れずに残ってしまいがちですが、この機会にじゃんじゃん使って冷蔵庫内もきれいにしましょう
ぜひお試し下さい



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でエスニック風コールスローのレシピをチェック!

野上 優佳子先生

こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。

健康に関する様々な情報が氾濫している昨今。
○○は体に良い、△△は良くないなど日々情報が入れ替わり、何が正しいか分からないことがありますよね

また先入観が先に立ち、食品の健康情報が誤って捉えられている場合もありますbroken heart
そのひとつが、「カロリーが高い油を摂取=太る」ではないでしょうか


「カロリーが高い物を食べる=太る」という図式は、最近は見直されつつあります。
実は、太る原因はカロリーの高さだけでなく、食べる物の内容(脂質と糖質のバランス)が大きく関係しているのですenlightened
ついカロリー表示を気にして食品を選んでしまいがちですが、食べ物を頂くときは、カロリー表示よりも、その内容を気にすべきですね


もちろん、脂質の摂り過ぎは体にとってNGですが、適量の油を摂ることは体にとってプラスに働くことが多いのです

脂質は体内に入ると、生命活動を維持する物質の精製に使われます。
例えば、ホルモンや酵素を作る材料、細胞膜や脳内の神経伝達物質の精製などです。

適量の油を摂取すると細胞が元気になるため、内臓の働きが良くなったり、肌のつやが増したり、頭の回転が良くなったり、様々な健康効果が期待できます


体にとって油が必要不可欠であることは、分かって頂けたと思います。
では具体的に、どのような油を摂取したら良いでしょうか?
一口に油と言っても様々な種類があります
健康維持に活かすためには油の特徴を知っておきましょうyes

まず油は大きく分けて、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸に分類されます。
飽和脂肪酸は、常温で固形の油:バター、ココナッツオイル、ラードなど。
不飽和脂肪酸は、常温で液状の油:オリーブオイル、ゴマ油、亜麻仁油など。

さらに不飽和脂肪酸は、その化学構造によって、
・オメガ9:オレイン酸(例:オリーブオイル)
・オメガ6:リノール酸(例:ゴマ油)
・オメガ3:αリノレン酸(例:亜麻仁油)
に分けられます。

この3つの脂肪酸のうち、体内で生成できないのがオメガ6とオメガ3です。
そのため、リノール酸とαリノレン酸は、食べ物から摂取する必要がありますmail

この2つの脂肪酸は、「酸素マグネット」と呼ばれる程酸素を引き寄せる性質があり、これらをもとに生成した細胞は酸素が豊かで元気な状態になるのです。

現代の食生活では、オメガ6の油は多くの食事に含まれているため、積極的に摂取する必要はありませんが、オメガ3の油は不足していると考えられています。
オメガ3の油を意識して摂るようにすると良いでしょう。



また、油を調理に使うときに注意して欲しいことは、加熱によって油が変質することです。
特にオメガ3の油は熱に弱く、加熱によって成分が変質すると、健康に良い効果が薄れてしまいます。

加熱による油の変質を防ぐには、食材を蒸すなど油を使わずに調理して最後に油をかけたり、油が冷たい状態のまま野菜などを加えて加熱時間を短くしたり、ひと工夫すると良いでしょう

炒め物には加熱しても変質しにくい飽和脂肪酸の油(バター、ココナッツオイル)を使うなど 、用途によって油や調理方法を使い分けることをおすすめします

ちなみに、油を購入するときは、加工プロセスが少ない物や、原料が遺伝子組み換えでない物を選ぶのもポイントのひとつです。
健康に良いと思って選ぶものですから、その品質はしっかり見極めて下さいねyes


さて今回は、「いろいろ野菜のサラダ」をご紹介します。
上記でも話題にしたオメガ3の油「亜麻仁油」を加熱せずに使います。
サラダですが、食材には火を通して温かく、冬におすすめの一品です。
ぜひお試し下さい。



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竹内 ひろみ先生

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

冬本番となりました
この季節は、温かい鍋やスープで体の中から温まりたいですよね

日本と同じく、韓国の冬も厳しい寒さに見舞われるため、アツアツの鍋やスープが欠かせません
韓国で鍋やスープを作るときには、味付けに「唐辛子味噌」という合わせ調味料をよく使います。

唐辛子味噌は韓国語で「タデギ」と言って、その名前の由来には大きく分けて2つの説がありますenlightened

ひとつは日本語がもとになっている説mail
唐辛子味噌を作るとき、叩いてつぶしたニンニクと粉唐辛子を混ぜ合わせる工程があります。
その中の「叩き(たたき)」という言葉が「タデギ」の由来とされています。

ちなみに、朝鮮半島は日本の植民地だった時代があるため、日本の単語が韓国語に混ざり合って、現在も使われている言葉があります。
例えば、爪楊枝は「ヨウジ」、練り物は「オデン」などです。
日本の名詞とまったく同じ物を指す言葉ではないことからも、「叩き」が名詞として使われることはありそうですね


そしてもうひとつは、韓国北部の方言がもとになっている説mail
韓国北部に位置する咸鏡道(ハムギョンド)では、押し固める・みじん切りにするという単語「タジダ」を、少し訛りのある「タディダ」と発音したことから、その製法で作られる唐辛子味噌を「タデギ」と呼んだそうです。

どちらの説にしても、唐辛子味噌の作り方が由来になっているなんて面白いですねbroken heart


さて、唐辛子味噌(タデギ)は、地域や家庭によって材料や作り方が若干違いますが、ニンニクと粉唐辛子は必ず入っています。
その他に、ショウガ、しょうゆ、ゴマ油などを加えて完成させます。

唐辛子味噌を使う料理と言えば、日本でも人気のあるスンドゥブチゲです。
昆布などのだし汁に唐辛子味噌を入れて煮立たせ、アサリ、おぼろ豆腐、卵、ネギを加えて、アサリの口が開いたら食べ頃の鍋料理。
唐辛子の辛味に、昆布やアサリから出た旨みが加わり、とてもおいしいです

また、韓国旅行好きの間で有名な唐辛子味噌を使う料理は、タッカンマリという鶏一羽を使った豪快な鍋です。
ソウルの中心地に近い東大門(トムデムン)エリアでは、タッカンマリの専門店がせめぎ合っています。

タッカンマリは鶏肉を煮込むときに辛い味を付けずに、水炊きのように作ります。
日本の水炊きと大きく違うのは、ニンニクを入れて煮込むため、韓国独特の味付けにマッチすることです
お店のテーブルに備えてある唐辛子味噌、酢、からしなどで自分好みのタレを作り、鶏肉に付けながら頂きます。

じっくり煮込んだ鶏肉を、辛味と旨みのタレに浸けて頬張る……。
これがとても病み付きになる味で、時々思い出しては「タッカンマリを食べたい!」衝動に駆られる程です


このように韓国の鍋料理には欠かせない唐辛子味噌。
私は一時期、唐辛子味噌を味噌汁に入れていました
唐辛子の辛さとニンニクの旨みは、日本の味噌との相性もバッチリです

唐辛子味噌は、合わせ調味料の中でも長期保存が可能なため、冷蔵庫で保存すれば、1ヵ月くらいは問題ありません。
辛い物がお好きな方は、新たな調味料としてご自宅に備えてみてはいかがでしょう。
唐辛子味噌をちょい足しするだけでも、いつものごはんががらりと変わりますよ


さて本日のレシピは、唐辛子味噌を添えた「鶏煮込みうどん」です。
鶏肉の旨みが溶けたスープで煮込んだうどんは、優しい味わい。
唐辛子味噌は、煮込むときに加えても構いませんが、あと入れすれば、最初はそのままの味で、途中から唐辛子味噌を入れた味で、と2つの味が楽しめますよ
ぜひお試し下さい



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本田 朋美先生

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