料理家の先生がつづるお料理ブログ

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2017年5月の記事

こんにちは、料理家の野上優佳子です。

コシアブラ、たらの芽、ワラビなど、今が旬の山菜をあちらこちらで見かけますね
山ウドもそのひとつ
日光を当てずに栽培された軟白ウドとは違い、青々とした葉を付けています。
味は軟白ウドとほとんど変わりませんが、香りは山ウドの方がさらに爽やかなのが特徴的。

私は山菜の中でも山ウドが大好きで、その理由のひとつは「捨てるところなし」という食材として優秀なところ
それでは、部分ごとの代表的な調理法をご紹介しましょう
 

葉や穂先はてんぷらにするのに向いています。
揚げてカリッとした食感を楽しむのが最高

茎の部分は、表面の皮と内側の身に分けます。
ウドは調理している間に変色してしまうので、皮と皮をむいた茎は、アク抜きもかねてすぐに酢水に浸けると良いでしょう

皮は千切りにしてきんぴらにしたり、かき揚げの材料にしたりしてもおいしく頂けます。
皮をむいた茎は、シャキシャキした食感が魅力のひとつなので、食べやすい大きさに切って酢味噌和えや、味噌に漬け込んで風味豊かな漬物にするなど火を通さない調理法がおすすめです

また、一度に食べきれない程のウドが手に入ったときは、下処理をして冷凍保存すると良いでしょう。

下処理の方法
sadウドは適当な大きさに切り、酢を入れた湯でざっと湯がいたら、冷水に取ってアク抜きする。

wink水気をしっかり切って保存袋に入れ、冷凍する。

こうしておけば、味噌汁の具にしたり、炒め物にしたり、塩もみキュウリなどと一緒にサラダにしたりとすぐに使うことができますよ

さて今回は、ウドの皮の部分を使った「ウド皮とニンジンのきんぴら」をご紹介します。
まさに捨てるところなしのウドの皮が、おいしい副菜に変身
ごはんのおかずに、お酒のおつまみに、お弁当にもぴったり。
ぜひお試し下さいねyes
 


レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でウド皮とニンジンのきんぴらのレシピをチェック!

野上 優佳子先生

こんにちは、料理家の野上優佳子です。

アメリカやヨーロッパが発祥の飲食チェーン店が日本に上陸するのはよくあることですが、先日珍しくて気になったのは、フィリピンのファストフードチェーンが来年あたり上陸するのではというニュース

日本では数々のアジア料理が人気ですよね
エスニック料理とも言われる、それぞれの国の特徴のある料理
タイならガパオやトムヤムクン、ベトナムならフォーや生春巻き、インドネシアと言えばナシゴレン、マレーシアと言えば海南チキンライス。

それぞれの料理名が思い浮かびますが、フィリピン料理と言われても、これといった料理名がぱっと出てこないですね。
同じアジア圏の料理でありながら、フィリピン料理って、なぜかあまり身近ではない……。と言う訳で、私にとってかなり注目度の高いbroken heartニュースなのですyes
 

日本に進出が見込まれているフィリピンのファストフードチェーンは、Jollibee(ジョリビー)と言います。
Jollibeeは、フィリピン最大手のファストフードチェーンで、蜜蜂をモチーフにしたキャラクターが子供たちに大人気
1975年の創業当時は、アイスクリームパーラーから事業をはじめ、今やフィリピンのローカル企業で大成功し、広く国民に愛されている企業のひとつです。

Jollibeeの主力商品は、ハンバーガーとフライドチキン。
その他にも、バナナケチャップの甘いソースが特徴のスパゲッティ、そしてハンバーグやガーリックビーフ、春巻きとご飯のセットなど、なかなかバラエティーに富んでいます。

Jollibeeの春巻きは、Shanghai Roll(シャンハイロール)という名で呼ばれ、私たちが通常食べている春巻きよりもミニサイズ。
フィリピンではこのミニサイズの春巻きを「ルンピア」と呼び、屋台料理としてもおなじみです

ルンピアは、ひき肉とみじん切りの野菜に、トマトの風味が下味に付いているのが一般的。
包む具が簡単に作れて小ぶりなので、通常の春巻きよりも調理する時間が短く済み、手軽にできるのが嬉しいところ

ここ数年、日本で紹介されるレシピ記事でも、見かける回数が増えてきた「ルンピア」。
日本人の口にもよく合い、作り方もなじみがあるため、Jollibeeが上陸すれば、フィリピン料理がぐっと身近になりそうな気がします楽しみですね

さて今回は、「ルンピア」の作り方をご紹介します。
上記で紹介した通り、手軽に作れる春巻きです。
味付けは塩・こしょうのみにしましたので、食べるときにお好みのタレやディップを付けて食べるのもおすすめです
ぜひお試しを
 


レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でルンピア(フィリピン風春巻き)のレシピをチェック!

野上 優佳子先生

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

3月に料理を勉強する目的で、食い倒れの街大阪に行ってきました
これまでにも何度か訪れていますが、約一週間の長期滞在は初めてだったので、何とか時間を捻出して、ひとりであちこち歩き回りました

その中でも、印象に残ったのが鶴橋にあるコリアタウンです。
テレビで何度か見ていたものの、実際に足を踏み入れたのは初めてでした。
 

 
鶴橋コリアタウン、正式には「鶴橋商店街」の名前で1班から11班で構成された、洋服、雑貨、食料品、飲食店が密集している区域です。

1920年代、韓国最南端の島「済州島(チェジュド)」から大阪に渡ってきた、オールドカマーと言われる在日コリアンの方たちを中心に、この場所にコミュニティが生まれました。

その後次第に、ニューカマーと呼ばれる人たちも訪れるようになり、ここ10年の間に韓国と日本を行き来しながら商売する人が増えたのだとか。
鶴橋商店街では、韓国語が当たり前のように飛び交っており、日本にいながら韓国旅行をしている錯覚に陥る程です

商店街の中で五感が一番刺激される場所は、やはり屋台ですね
東京の新大久保とは違う、本場さながらの屋台料理が目に留まりました。
オーソドックスな料理では、のり巻きのキムパプ、チャプチェ、トッポギ。
珍しい物では、豚腸詰めのスンデ、豚足のチョッパルなどがありましたyes

商店街には、キムチ専門店もあちらこちらにあり、本場韓国並みに種類が豊富な上、韓国では目にしない珍しいキムチもありました。
セロリキムチ、長芋キムチ、トマトキムチ、梅干しキムチなど、試食するのも楽しかったですよ

また、東京のコリアタウンではなかなか買えない韓国産の野菜が販売されていました。
つい凝視してbroken heartしまったのは、芽ネギのように細くサラダ感覚で食べられる栄養ニラや、葉が小さくてやわらかいポムトンと呼ばれる春白菜。
ポムトンは、焼肉を包んで食べるのにも向いています。

新大久保の雰囲気とは異なり、鶴橋のコリアタウンは、売られている食品から日常を感じました。
時間の都合で、近隣の生野コリアタウンには行けなかったので、次の機会を見つけたいと思います

さて本日のレシピは、鶴橋で有名なキムチサンドの味を思い出し、私なりにアレンジした「キムチ卵ロールパンサンド」です。
元祖は汁気を絞ったキムチを使用していますが、今回ご紹介するレシピでは、キムチを加熱することでコクを出しました
我が家で好評だったので、皆さんも作ってみて下さい。
とても簡単でおいしいですよ
 

 


レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でキムチ卵ロールパンサンドのレシピをチェック!

本田 朋美先生

吉田 由子先生 2017/05/19

練製品の魅力

こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。

日増しに日差しが強くなり、これからの季節はビールがおいしくなりますね
ビールのお供にするおつまみは、さっと作れる「練製品」を利用すると便利です

練製品は、魚肉のすり身に調味料などを加えて成型し、蒸す・焼く・揚げるなどして凝固させた食材のことを言います。
練製品と聞いて皆さんはどんな食材を思い浮かべますか?
おでんに入れる「ちくわ」や「はんぺん」、お正月のおせちに欠かせない「かまぼこ」など様々な練製品があります。

魚のおいしさと良質たんぱく質をそのまま凝縮し、食べやすく生まれ変わった練製品。
独特の食感と旨みをもつ練製品は、冬のおでんやおせちだけでなく、実はこれからの季節も活躍する便利な食材
今回は練製品の魅力についてご紹介します。


mail練製品には様々な魚が使われますが、代表的な物は、エソ、グチ、ハモ、トビウオ、アジ、タチウオ、ヒラメなどです。
北洋で獲れるスケトウダラは、冷凍すり身として広く使われています。

練製品の起源ははっきりしていませんが、平安時代の終わり頃には「かまぼこ」の名前があったことが分かっています。
かまぼこは、現在のちくわの原型とも言える物ですが、古くは竹を芯にしてすり身を塗り付けて焼いた物で、その色や形が、水辺に生える植物のガマの穂に似ていることから「かまぼこ」の名前がついたのではないかと言われています。

室町時代になると板にすり身を付けて焼くようになり、江戸時代後期になると、焼かずに蒸す方法が普及し、関東では「蒸しかまぼこ」が主流になりました。
その後、時代の流れとともに、製法は多様化し、各地で新しいスタイルのかまぼこが生まれています。

現在、市販されている練製品には様々な種類があります。
加熱に蒸気を用いた「蒸しかまぼこ」、蒸したあと、表面に焼き色を付けた「焼きかまぼこ」。
揚げかまぼこに分類される「さつま揚」や「ごぼう天」、ゆでかまぼこに分類される「なると巻」や「つみれ」、「はんぺん」。
お弁当やおでんでお馴染みの「焼ちくわ」、サラダや和え物、スープなどの具材として利用される、「カニ風味かまぼこ」などがあります。
最近では、「フェイクかまぼこ」といった、ホタテやウナギ、さらにはチーズケーキそっくりのかまぼこが、注目を集めることも増えてきました。

練製品が注目される理由のひとつに、「ヘルシーな食材」であることが挙げられます。
練製品は、高たんぱく低脂質。
たんぱく質が多い食品と言うと、肉のように高脂質な物が多いですが、練製品は、たんぱく質が豊富で、脂質の含有量が低い食品ですので、油が気になるという方でも安心して頂けますね

そんな練製品は、生ものより長く保存でき、味付けされているため調理が簡単
もちろんそのまま食べても
うまく利用すれば、主婦の心強い味方です
お弁当のおかずやサラダ、煮物、酒のつまみなど・・・・・・ビールがおいしくなるこれからの季節は、特に活躍の機会が増えるのではないでしょうかenlightened

さて今回は、練製品にちなんだレシピ、「ちくわボート」をご紹介します。
ちくわを使った見た目も楽しいオードブルです。


 
おもてなしやおつまみにもピッタリ

ぜひお試し下さいね

レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でちくわボートのレシピをチェック!

吉田 由子先生

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