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保存食を作ろう
保存食は、冷蔵庫や保存料がない時代に、食物を長期間保存するために考えられた人類の知恵と言えます。
いろいろな保存方法が開発された現代でも、必要な栄養素を摂取したり味や香りを楽しんだりするのに重宝な食品として、日常の食卓に並べられます。
その保存食を実際に作って、食材の持つ栄養や味を長期間楽しんでみましょう。

トーストやパン、クラッカーなどに乗せて食べるジャムは、ヨーロッパを起源とし、ハチミツを使って果実と煮る製法が今に伝えられています。
以前は砂糖を使った糖度の高い物が優れたジャムとされていましたが、現代は健康を考慮して低糖度のジャムが多くなっています。
糖度が高い程保存性も高いですが、糖度が低い場合や保存法が十分でないとカビが繁殖する場合があります。
効用・メリット

果物に含まれる水溶性の食物繊維ペクチンは、腸の中の糖分が吸収されるのを防ぎ、血糖値の急激な上昇を防ぎます。
このペクチンは皮の部分に多く含まれており、ジャムにすることで効率良く摂取することができます。
また食事の他に、おやつなど利用法もバラエティーに富んでいます。
適した食材

ジャムに適した素材は果物類で、イチゴやオレンジ・リンゴ・桃・あんず・イチジク・ブルーベリー・キウイなどが多く用いられます。
バナナや柿など、ジャムにはあまり適さない果物もありますので、できるだけ水分を多く含んだ物を使うようにしましょう。
作り方

- 果物を、適度な大きさに切ります。(イチゴの場合は、ヘタを取って、切らずにそのままの大きさでも大丈夫です。)
- 鍋に果物とグラニュー糖・レモン汁を入れ、2~5時間程そのまま置いておきます。グラニュー糖の量は果物の量の50%を目安にし、お好みに合わせて増減させても構いません。
- グラニュー糖が果実の中に浸透したら弱火にかけ、30~60分間くらい煮ます。
- イチゴやリンゴは、かき混ぜずに形を残したままにして、保存瓶などに移してゆっくり冷まします。
- 保存瓶は、長期保存を考えて熱湯消毒しておきましょう。