お役立ち情報
料理やキッチンに関する豆知識や裏ワザなどをご紹介します。
キッチン豆知識
料理するにあたって、最低限揃えておきたい調理器具は以下の通りです。最初からすべて揃えようと思うと大変ですが、料理の頻度によって、徐々に必要な調理器具を増やしていきましょう。
両手鍋

鍋の両側に持ち手が付いていて、両手で持つことができるタイプの鍋です。持ち運ぶ際や調理中の安定感があり、シチューや煮込み料理など、じっくり火にかける料理や、カレーやポトフなど、一度に大量に調理する料理などに適しています。
- 選ぶポイント
- 持ち手が熱くなりにくい材質の、直径20cm・深さ12cm位の物と直径24cm、深さ7cm位の物の2つを選ぶと良いでしょう。
片手鍋

持ち手が1本しか付いていないタイプの鍋です。主に少量の食材をゆでたり、短時間でお湯を沸かしたり、ちょっとした温め物などで使います。
- 選ぶポイント
- 持ち手が熱くなりにくい材質の、直径15cm前後の柄の長いタイプの物を選ぶと良いでしょう。
中華鍋

底面積が広く、中央部と周辺部に温度差があるため、食材の炒め具合をコントロールできます。熱伝導性に優れ、炒め物はもちろん、煮物、蒸し物を始め、あらゆる調理法に対応できます。
- 選ぶポイント
- 軽くて耐久性に優れた物を選ぶと良いでしょう。4人家族の場合、直径30~35cm程度の物が適しています。
圧力鍋

密閉状態で鍋内部を高圧にすることにより、短時間での調理が可能です。主に、豚の角煮、豆の下ゆで、シチューなどの煮込み料理に適しています。火を止めても長時間高温の状態を保つことができるため、硬い組織をやわらかく調理できます。
- 選ぶポイント
- メーカーや機種により使い勝手が異なりますので気を付けましょう。また、調理する際には、説明書やレシピなどを熟読した上で使用しましょう。
フライパン

材質としては、鉄製・アルミ製・チタン製・ステンレス製などがあり、加工方法としては、テフロン加工・フッ素加工・マーブルコートなど、調理中の焦げ付きを防ぐ加工がされている物が多く見られます。
- 選ぶポイント
- 4人家族の場合、家族全員分の料理が一度に作れる24~26cmの物を選ぶと良いでしょう。また、直径16cm程度の物がもうひとつあると便利です。
やかん

ホーロー・ステンレス・アルミ・銅など、様々な材質の物があります。中でも「ホーロー製」や「ステンレス製」は、直火はもちろんIH調理器にも対応可能で、錆びや腐食にも強いため人気があります。
- 選ぶポイント
- 最近では、デザイン性に優れたおしゃれな「やかん」が増えていますので、お気に入りの物を選びましょう。
包丁

一般的に包丁は、和包丁と洋包丁に大別されます。
- 選ぶポイント
- はじめて包丁を購入する場合には、野菜・肉・魚のどれを切るにも適している「三徳(さんとく)包丁」か、肉を切るのに適した「牛刀(ぎゅうとう)」を選ぶと良いでしょう。
まな板

まな板は、木製の物は、包丁の刃当たりがやわらかく、すべりにくいため、魚を切るときなどに便利です。合成樹脂製の物は、傷付きにくく、水分もしみ込みにくいのが特徴です。
- 選ぶポイント
- まな板は、包丁に合った物を選びましょう。
おたま

円形や楕円形、先端部分が尖った物など、様々な形状の物があります。
- 選ぶポイント
- 鍋の縁に触れやすい柄の部分は金属製の物を、持ち手は熱くならない材質の物を選びましょう。
フライ返し

フライ返しは、卵や肉などを調理するときに欠かせない器具です。フライパンの材質や加工方法を確認した上で素材を選びましょう。
- 選ぶポイント
- 鍋の縁に触れやすい柄の部分は金属製、ヘラの幅が広くて穴や切れ目が入っている物がおすすめです。持ち手は熱くならない材質の物を選ぶと良いでしょう。
ボウル・ざる

ボウルは、和える・混ぜる・浸す・泡立てるなど、様々な用途で使う重要な調理用具で、ステンレス製・ガラス製・プラスチック製などがあります。ざるは、野菜や麺類の水切り・湯切りなどに使い、竹製やステンレス製、プラスチック製の物があります。
- 選ぶポイント
- ボウルは、ステンレス製か耐熱ガラス製の物がおすすめです。直径18~23cm程度の物を中心に、2~3個あると便利です。
ざるは、20cm前後の物と25cm前後の物の2種類を用意することをおすすめします。