お役立ち情報
料理やキッチンに関する豆知識や裏ワザなどをご紹介します。
テーブルコーディネイトのポイント
カフェ・ブームが続いています。現在ではおしゃれなカフェより、「くつろぎ感」のあるカフェが人気とか。忙しい現代人がほんのひととき、ゆったりできる、癒しの空間になっているようです。ここでは、自宅でも手軽に楽しめる「ホーム・カフェ」についてご紹介します。

人気のカフェめぐりも楽しいですが、たまには自宅で「ホーム・カフェ」を開いてみてはいかがでしょう。
準備はいたって簡単。窓べりにテーブルとイスを置くだけです。お気に入りの布をテーブルクロスにして、たっぷりのコーヒーを用意すれば、すてきなくつろぎ空間が出現します。
テーブルやイスは高価なセットを買わなくてもリサイクルショップなどで単品で探してみましょう。不揃いかげんがかえって温かみを演出してくれます。
コーヒーの魅力は、淹れているときと口にしたときの香り、口に広がるコク、飲んだあとの心地良い余韻だと言われています。
コーヒーのおいしさって?
15世紀、イスラム教圏で飲まれ始めたコーヒー。当時のコーヒーは、粉を煮立て、粉かすが入ったまま飲まれていました。そして、長い年月を経て改良が加えられ、現在では高品質でおいしいコーヒーが手軽に味わえるようになっています。
ここ数年、コーヒーはカプチーノ、カフェラテ、エスプレッソなどのヨーロピアンテイストが人気です。エスプレッソ・マシンが手ごろな値段で発売されており、家庭でもあの泡立ちを再現することができるようになりました。
また、インスタントコーヒーもレギュラーコーヒーに迫るおいしさです。お好みでリキュールやフレーバーシロップをたらせば、いつもと違う大人の味が楽しめます。

コーヒーを選ぶポイント
最近のインスタントもおいしいですが、豆を挽いて淹れたコーヒーの香り、コクにはかないません。やはりコーヒーは、豆を買って淹れましょう。
コーヒー豆を買うとき、気を付けたいのは鮮度。ポイントは次の3つです。
- 新しい豆を買う。
- 挽いてある豆は買わない。
- 大量買いをしない。一週間で使い切る程度でOK。
おいしいコーヒーの淹れ方
コーヒーメーカーがないのなら、ドリッパーで淹れましょう。淹れるときのコツは、次の3つです。
- 沸騰後20~30秒おいた95度の湯を使う。
- 円を描くように湯を注ぐ。最初は、豆を湿らせて15~20秒間おく。
- 注いだ湯が豆全体をおおったら注ぐのをやめ、サーバーに落ち切る直前でまた注ぐ。これを繰り返す。
ホットミルクとレモンの皮を入れたり(カプチーノ・ロマーノ)、紅茶を混ぜたり(香港コーヒー)、チョコレートシロップを加えたり(カフェ・モカ)など、少しアレンジするだけで、違った味が楽しめます。
コーヒーにお菓子も添えるとなおベター。「オレンジピール・チョコ」の作り方をご紹介します。

材料
- オレンジピール 1枚
- 製菓用チョコレート 50g
作り方
- オレンジピールを7~8mm幅に切る。
- チョコレートを刻み、湯せんして溶かす。
- 切ったオレンジピールを溶かしたチョコにつけ、乾かす。
見た目もかわいいしローカロリー。ほのかな甘酸っぱさがコーヒーの味を引き立てます。
あとは雰囲気作り。BGMを流して、できれば座り心地の良い、自分だけのチェアーがあるといいですね。その下に毛足の長いラグマットを敷いたら、もう最高です。
間接照明をアップライトで使ったり、ミニ盆栽やレコードジャケットをあちこちに置いたり、60年代のアメリカ風にしたり、自分だけのオリジナルカフェに挑戦してみてはいかがですか?