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料理やキッチンに関する豆知識や裏ワザなどをご紹介します。
作っても食べても楽しい!お弁当
大人も子供も、ランチタイムは心安らぐひとときです。そのランチタイムを、もっと楽しくするのがお弁当です。外食や出来合いの物と違った自分だけのお弁当は、特別な食事でもあります。
「手間がかかって面倒」、「毎日のおかずに迷ってしまいそう」と考えないで、自分だけのお弁当を作ってみましょう。量や内容など自分に合った食事ができ、節約にもなります。
ここでは、お弁当作りを楽しむためのちょっとしたポイントやコツと、作るだけでなく、いろいろなお弁当を味わう楽しさもご紹介します。
お弁当と言っても、自分が会社や学校で食べるお弁当もあれば、家族のために作るお弁当や行楽・イベントなどに持って行くお弁当など、様々なシチュエーションがあります。目的に合わせて、お弁当の内容やボリュームをアレンジしてみましょう。
おかずの組合せや盛り付けなども大切ですが、とにかく楽しく作ることが重要です。自分らしく、個性のあるお弁当を作ってみましょう。


おかず選び
お弁当は作ってから食べるまで時間がかかるので、おかずを選ぶときはしばらく置いても大丈夫な物や、時間が経ってもあまり味が変わらない物を選びます。
肉類や魚類をお弁当に入れる場合は、必ず一度火を通しておくことが重要です。野菜類は生でも構いませんが、セロリなど臭いの強い物は避けた方が良いでしょう。
すべてを作るのが大変なときは、スーパーなどで売っている総菜や冷凍食品を利用すると、手間を省けます。

詰め方の工夫とコツ
お弁当にご飯やおかずを詰めるときのコツとして、次の4つがあります。
- 1. 隙間を作らない
- 隙間があると持ち運びの際に片寄ったり、形が崩れたりしますので、きっちりと詰め込んで隙間をなくすようにしましょう。
隙間ができそうな場合は、プチトマトやゆでたブロッコリーなどで埋めるようにしましょう。
- 2. 汁気を取る
- 煮物を詰めるとどうしても汁気が出ますので、詰め込む前にキッチンペーパーで汁気を切るようにします。
揚げ物などは、下にキャベツを敷いて油を吸わすように工夫します。ショウガ焼きなどは、片栗粉などをまぶすと粉が油を吸ってくれます。
- 3. 果物は別容器にする
- 果物とおかずを一緒に入れると香りが混ざったり、調味料が付いたりするので避けるようにします。
- 4. おいしく食べるために彩りを添える
- やはり、見た目がおいしそうに見えた方が、食欲も進みます。おかずの色の組合せを考え、野菜で彩りを添えるなど視覚的な効果も工夫しましょう。

作るときの注意点
ご飯やおかずが熱いまま、お弁当箱に詰めて蓋をすると、傷みやすくなります。お弁当箱にご飯を詰めるときは、詰めてから冷ますようにし、おかずは逆に冷ましてから詰めるようにするのがポイントです。
梅干しや酢には防腐効果があるので、ご飯に梅を乗せたり酢飯にしたりすると安心です。また、夏場は傷みやすくなるので、ちくわやかまぼこなど生で食べられる物も火を通しておきましょう。
傷みを防ぐために市販の抗菌シートや、ケーキなどを買ったときに付いてくる保冷剤を利用すると効果的です。