お役立ち情報
料理やキッチンに関する豆知識や裏ワザなどをご紹介します。
節約&お得な買い物術
キッチンは毎日使う場所なので、工夫次第で省エネ効果も抜群です。家電製品の使い方や調理の仕方、食器の洗い方まで、こと細かくチェックしてみましょう。節約効果はきっと大きいはずです。
冷蔵庫

詰め込みすぎは、電気の無駄使い
詰め込みすぎは冷気の流れが悪くなる上、物を探すのに時間がかかってしまうので、エネルギーの無駄です。消費電力も約4~5%増加します。
目安は、容量に対して冷凍庫は約50%、冷蔵庫は約60~80%です。また、冷蔵庫で冷やす必要のない食材の確認もしておきましょう。
閉まっていても、すきまに注意
ドアが閉まっていても、パッキングにすきまがあるだけで冷気が漏れてしまい、5~15%の電気を無駄使いしてしまうことになります。
ドアの間に挟んだ紙が落ちるようであれば、パッキングの交換時期です。
開け閉めは省エネの敵
ドアの開け閉めをすればするほど冷蔵庫内の温度は上がり、消費電力量が増加します。無駄な開け閉めは、省エネの敵です。
熱いものは冷めてから
4リットルのお茶を50度から5度まで冷やす場合、20度から冷やす場合と比べると、消費電力量が約10%もアップしてしまいます。
また、熱いものをそのまま冷蔵庫に入れると、冷蔵庫内の他の食品が傷みやすくなるので注意が必要です。
「強弱」を付けて省エネ上手
温度設定の「強」は、「弱」に比べて約20%も消費電力量が増えます。例えば冬なら、「弱」でも十分OKです。季節だけでなく、食品の入れ具合も考えるなどして、最適な設定温度に調節しましょう。
冷蔵庫を正しく置いていますか?
最適な冷蔵庫の置き場所は、直射日光や暖房を避けた風通しの良いところです。周りに適度な隙間が必要となります。
例えば冷蔵庫の周囲の温度が15度から30度になると、冷蔵庫の消費電力量が約90%も増えてしまいます。
通常のタイプであれば、背面・上面は10センチ以上、両側面は2センチ以上の隙間を開けて正しく設置すれば、省エネ効果が続きます。
電気ポット

保温は低めの温度がベスト
約98度の高い温度で4時間以上保温するなら、60度のお湯を再沸騰させたほうが省エネできます。
普段から60~80度の低温で保温しておいて、必要なときに再沸騰するようにしましょう。
長時間使用しないときはプラグを抜こう
電気ポットの消費電力量は、約7時間の保温が1回の沸騰と同じになります。
長時間使わないときはコンセントからプラグを抜いて、お湯を使うときに再沸騰させた方が省エネで経済的です。
電気炊飯器

保温or炊き直し?
炊飯器でご飯を3合炊いて、1.5合残ったらどうしますか?
1.5合のご飯を4時間保温する場合は、いったん冷凍庫に入れておいて、また食べるときに電子レンジで温め直した方が節約になります。
5時間以上保温する場合は、1.5合炊き直した方が省エネになります。
電子レンジ

電子レンジ+ガスコンロ=省エネ
煮込み料理などの野菜は、電子レンジで加熱してから鍋へ入れましょう。
中までしっかりと火を通したいときは、焦げ目をキレイに付けたあと電子レンジで加熱します。
電子レンジの上手な活用で、ガス代を大幅に節約できます。
温め直しも解凍もおいしく
冷凍したご飯を温め直すときは、お酒をほんの少しかけるのがコツ。ふっくらしたおいしいご飯が食べられます。
冷凍の肉や魚は半解凍でストップさせ、あとは自然解凍します。味も良く、電気代の節約になります。
一人分なら迷わず電子レンジ
一人分の料理を温めるなら、電子レンジの方がお得。短時間で温まる上に省エネです。
容器ごと温めれば、食器を洗う必要がなくなるので一石二鳥!