お役立ち情報
料理やキッチンに関する豆知識や裏ワザなどをご紹介します。
節約&お得な買い物術
キッチンは毎日使う場所なので、工夫次第で省エネ効果も抜群です。家電製品の使い方や調理の仕方、食器の洗い方まで、こと細かくチェックしてみましょう。節約効果はきっと大きいはずです。
ガスコンロ

強火は禁物?ガスの経済火力は中火
強火は、早くお湯が沸くなど良いこと尽くめに見えますが、実はガスの「経済火力」は中火なのです。
ここで言う中火とは、鍋底からはみ出ない程度の炎のことです。火力を無駄なく使えるので、とてもお得です。
例えば、18cmのやかんで水温15度の水を2リットル沸かした場合、中火なら約3.0円、強火だと約3.7円かかります。
沸かす決め手は給湯器?
沸騰したお湯が必要なときにだけ、給湯器のお湯をコンロで沸かせば、とてもお得です。これは、給湯器の方がお湯を沸かす効率が良いからです。
例えば、2リットルのお湯を沸かす場合、水から沸かせば約3.8円かかるガス代も、60度の給湯器のお湯を使えば約2.9円に節約できます。
鍋底の水滴はお料理の敵
きれいに鍋底を拭いた場合、鍋底に水滴が付いている場合と比べると、2%も熱効率がアップします。
また、煮物などの料理をするときに落としぶた(木ぶた・アルミホイル・パラフィン紙など)をするだけで、時間もお金も約2割もお得になります。
バーナーのお手入れも忘れずに
バーナーは続けて使うと、約4%熱効率がアップします。逆にバーナーが汚れて目詰まりすると、熱効率はダウンします。
節約のポイントは、点火は鍋をのせてから、消火は鍋をおろす前に、そしていつもこまめに掃除をすることです。
食器洗い乾燥機

まとめて洗えば節約・節水効果
食器洗い乾燥機は、いかにも電気代や水道代がかさむと思われがちです。
しかし、まとめて効率良く使えば、給湯器で手洗いするよりも節約・節水になります。
標準モードで省エネ促進
普通の汚れは、標準モードで十分きれいになるので、省エネになります。
コツは水をよく切り、食器が重なり合わないように入れることです。
ガス給湯器

設定温度は目的に合わせて
設定温度は、洗う物の汚れに合わせてこまめに調節することが省エネのコツです。
普段から設定温度を低めにしておきましょう。
ため洗いできれいに省エネ
お湯を流しっぱなしで洗い物をするのは、省エネの敵です。
洗う前に水に浸けておいたり、軽くスポンジで洗っておくと、簡単に汚れが落ちるので省エネ効果も抜群です。
使わないときは種火を消そう
種火は、もちろんエネルギーのロスになります。常に消す習慣を身に付けましょう。
換気扇

効率ダウンはフィルターの汚れから
フィルター付きの換気扇は、約3ヵ月で風量が10~25%近く低下してしまいます。
そうなる前に、こまめにフィルター交換をしましょう。目安は3ヵ月です。