しのだ巻き寿司

しのだ寿司とは、稲荷寿司の別名。江戸時代は、しのだ巻きと言えば筒型だったそうです。菜の花を具に、巻き寿司風のおいなりさんにしました。春の行楽にぜひどうぞ。

しのだ巻き寿司

調理時間 60 分

- kcal

材料4人分

  • 2合
  • 油揚げ4枚
  • 菜の花1/2束
  • 昆布1片(10cm程度)
  • 炒りゴマ(白)大さじ3
  • しょうゆ大さじ1
  • ソース・合わせ調味料・その他
  • A(米酢 1/2カップ、三温糖 大さじ1/2、塩 小さじ1.5)
    B(だし汁 1カップ、しょうゆ 80ml、三温糖 大さじ4、みりん 大さじ3)
あらかじめ準備しておくこと
(A)を混ぜ合わせておく。

作り方

  1. 油揚げは、三方の端を切り落として開く。
  2. 沸騰した湯に(1)を入れ、2〜3分ゆでて油抜きする。
    ザルにあげて、しっかりと水切りする。
  3. 鍋に(B)を入れて火にかけ、沸騰したら(2)を加える。
    落とし蓋をして、中火で煮る。
  4. (3)を煮汁がなくなるまで煮たら、火を止める。
    落とし蓋をしたまま、常温になるまで冷ます。
  5. 沸騰した湯に菜の花を入れ、1分程度でざるにあげる。
    冷たい水に放って冷やしたら、しっかり水気を絞る。
  6. (5)にしょうゆをふりかけ、そのまま置く。
    5分程したら、水気を絞る。
  7. 米はとぎ、規定量の水・昆布を入れて炊飯器で炊く。(寿司飯のコースがある場合は使用。ない場合は水を通常より10%減らして硬めで炊く。)
    米が炊けたら昆布を取り出し、寿司桶などに移す。
    (A)を回しかけて手早く混ぜ、なじんだら白ゴマを全体にふり、さっと混ぜる。
  8. 巻きすにラップを敷き、その上に(4)を広げる。
    薄く(7)を敷き、中央より手前に(6)を横一列に置く。
  9. ラップと巻きすを一緒に持ち、のり巻きと同じ要領で巻く。
    最初に菜の花を巻き込むようにして一度巻いたら、その後は一気に巻き、最後はしっかりと押さえる。
    巻き終わったら、食べやすい大きさに切り揃える。
野上先生point

油揚げは、油抜きをしっかりするのがおいしく仕上げる大事なコツのひとつ。また、煮終わったあとに落とし蓋をしてそのまま冷ますことで、味がちゃんとしみていきます。時間に余裕があるときは、半日程度置いておくといいです。

料理家・ライター/野上 優佳子

しのだ巻き寿司」のレシピをスマホで確認!

右のQRコードを読み取るとスマートフォンでレシピをご確認頂けます。
キッチンでレシピを見ながらお料理するときに大変便利です。

PC しのだ巻き寿司
スマートフォン しのだ巻き寿司

QRコードは
こちら

レシピ印刷用ページはこちら