こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
朝鮮半島の最南端、全羅南道(チョルラナムド)の高興(コフン)は、自然豊かな土地で、ゆずの生産が盛んです
清涼な空気と水、寒暖の差が大きく、海風が渡り、適度に雨が降るため、ゆずの生育に適しているのです。
韓国のゆずと言えば、最近日本のスーパーでも買えるくらい浸透してきた「ゆず茶」があります。

ゆず茶は一見ジャムのように見えますが、韓国では水や湯に溶かして飲むのが一般的で、お茶のひとつです
刻んだ黄ゆずの皮や果肉と同量の砂糖を保存容器に入れて、1ヵ月程熟成させます
ゆず茶は加熱加工をしないため、熱に弱い栄養素(ビタミンCなど)も損なわず摂ることができるのです
それでは、ゆず茶の主原料であるゆずに含まれる主な栄養素をご紹介します
ビタミンC
レモンやオレンジと比べて、3倍の量を含んでいます。
果肉よりも皮に多く含まれるビタミンCは、免疫力を高めて風邪を予防し、疲労回復や肌荒れを改善してくれます
カルシウム
オレンジなどと同程度の含有量ですが、果実の中ではカルシウムを多く含む部類です。カルシウムは骨を強くし、骨粗鬆症を予防します
ペクチン
種の周囲に含まれるペクチンは、コレステロール値を低下させます
また、ビタミンCとの相乗効果で小じわを防止し、シミやそばかすを薄くするなどの美肌効果が期待できます。
リモネン
主に皮に含まれる香りの成分です。
リモネンの香りを嗅ぐことで、精神安定やストレス解消、交感神経が刺激され、血流を良くする効果があると言われています。
血行が促進されると代謝も上がるため、ダイエットの助けにもなるでしょう
良いこと尽くしのゆず茶は、お茶として飲む以外にどのような使い方があるでしょう?
買ったのは良いけれど、使い切れず冷蔵庫に残ったまま
というお声も聞きますので、活用方法をお伝えします
ドレッシング
韓国ではドレッシングに果物を使うことが多いです。
ゆず茶を加えることでフルーティーな味わいに仕上がります。
漬物
塩漬けした白菜、ダイコンなどに、りんご酢とゆず茶を混ぜ合わせた物を加えて最低1日寝かせます。
さわやかな風味がプラスされ、箸休めにぴったりの一品。
冷蔵庫で2週間程保存できますので、常備菜として作るのがオススメです。
肉の味付け
牛肉、豚肉、鶏肉など何にでも合います!
しょうゆ2:ゆず茶1の割合でたれを作り、肉に揉み込んでから焼きます。
肉の臭みが取れ、肉質がやわらかくなり、甘みと酸味が絶妙な焼き物になりますよ
また、ゆず茶のように香り高い食品を料理に使うと、少量の塩でも味付けが十分に感じられるため、塩の使い過ぎを防ぐことができます。
ゆず茶を使うことで、料理のアレンジの幅が広がりますね
そこで今回は、「鶏プルコギ」をご紹介します。
ゆず茶を使った合わせ調味料を鶏肉に揉み込み、フルーティーな味付けに。
お好みでゆずの果肉をプラスすれば、よりさわやかなお肉料理になりますよ。
ぜひお試し下さい

朝鮮半島の最南端、全羅南道(チョルラナムド)の高興(コフン)は、自然豊かな土地で、ゆずの生産が盛んです

清涼な空気と水、寒暖の差が大きく、海風が渡り、適度に雨が降るため、ゆずの生育に適しているのです。
韓国のゆずと言えば、最近日本のスーパーでも買えるくらい浸透してきた「ゆず茶」があります。

ゆず茶は一見ジャムのように見えますが、韓国では水や湯に溶かして飲むのが一般的で、お茶のひとつです

刻んだ黄ゆずの皮や果肉と同量の砂糖を保存容器に入れて、1ヵ月程熟成させます

ゆず茶は加熱加工をしないため、熱に弱い栄養素(ビタミンCなど)も損なわず摂ることができるのです

それでは、ゆず茶の主原料であるゆずに含まれる主な栄養素をご紹介します

ビタミンC
レモンやオレンジと比べて、3倍の量を含んでいます。
果肉よりも皮に多く含まれるビタミンCは、免疫力を高めて風邪を予防し、疲労回復や肌荒れを改善してくれます

カルシウム
オレンジなどと同程度の含有量ですが、果実の中ではカルシウムを多く含む部類です。カルシウムは骨を強くし、骨粗鬆症を予防します

ペクチン
種の周囲に含まれるペクチンは、コレステロール値を低下させます

また、ビタミンCとの相乗効果で小じわを防止し、シミやそばかすを薄くするなどの美肌効果が期待できます。
リモネン
主に皮に含まれる香りの成分です。
リモネンの香りを嗅ぐことで、精神安定やストレス解消、交感神経が刺激され、血流を良くする効果があると言われています。
血行が促進されると代謝も上がるため、ダイエットの助けにもなるでしょう

良いこと尽くしのゆず茶は、お茶として飲む以外にどのような使い方があるでしょう?
買ったのは良いけれど、使い切れず冷蔵庫に残ったまま


ドレッシング
韓国ではドレッシングに果物を使うことが多いです。
ゆず茶を加えることでフルーティーな味わいに仕上がります。
漬物
塩漬けした白菜、ダイコンなどに、りんご酢とゆず茶を混ぜ合わせた物を加えて最低1日寝かせます。
さわやかな風味がプラスされ、箸休めにぴったりの一品。
冷蔵庫で2週間程保存できますので、常備菜として作るのがオススメです。
肉の味付け
牛肉、豚肉、鶏肉など何にでも合います!
しょうゆ2:ゆず茶1の割合でたれを作り、肉に揉み込んでから焼きます。
肉の臭みが取れ、肉質がやわらかくなり、甘みと酸味が絶妙な焼き物になりますよ

また、ゆず茶のように香り高い食品を料理に使うと、少量の塩でも味付けが十分に感じられるため、塩の使い過ぎを防ぐことができます。
ゆず茶を使うことで、料理のアレンジの幅が広がりますね

そこで今回は、「鶏プルコギ」をご紹介します。
ゆず茶を使った合わせ調味料を鶏肉に揉み込み、フルーティーな味付けに。
お好みでゆずの果肉をプラスすれば、よりさわやかなお肉料理になりますよ。
ぜひお試し下さい

