お役立ち情報
料理やキッチンに関する豆知識や裏ワザなどをご紹介します。
楽しい家庭菜園
普段食べる野菜を、自分で作ってみませんか?家庭菜園は自ら野菜を栽培し、成長を見守りながら収穫する楽しみがあります。畑や自宅の庭はもちろん、室内でもできる家庭菜園をご紹介します。
ロハスな生活が見直されている中、まさに家庭菜園はライフスタイルや食生活に変化をもたらしてくれます。

集合住宅などで庭が無かったり、忙しくてあまり手間をかけられない人には、部屋の中で育てられるスプラウトの水耕栽培が最適です。
スプラウトは、種本来が持っているエネルギーと水だけで育つので、手間もほとんどかかりません。
また土での栽培は種から発芽する様子が観察できませんが、水耕栽培はその過程を楽しむこともできます。季節を問わずに始められ、短期間で収穫できます。
収穫した野菜は小さいですが、栄養価が高くヘルシーな食材として注目されています。
栽培の特徴

誰でも簡単にできて、面倒な手間や特別な道具も要りません。土や肥料を使わないので、うっかり倒して部屋を汚す心配もないので衛生的です。
種まきから収穫まで、7~14日と短期間で味わうことができるのも水耕栽培の特徴です。
半水生の野菜が水耕栽培に適していますが、ネギの根の部分やニンジンのヘタ部分なども水に浸しておくと葉が伸びます。
いろいろ試して育成の様子を観察したり、料理に彩りを添えたりする楽しみもあります。
栽培ポイント

ビン、カップなど容器を用意し、沸騰したお湯の中に入れて雑菌が繁殖しないよう煮沸消毒します。その中に、ティッシュペーパーや脱脂綿を敷きます。
ティッシュペーパーや脱脂綿の表面あたりまで薄く水を張って、その上に種を置きます。あとは暗室など光を遮断させた場所で育てます。食べ頃になったら根本で切って収穫します。
栽培ポイントは、毎日水を交換することと野菜の育成に合った温度を保つことです。カイワレダイコンなどは育成時は日が当たらない場所で育て、食べる直前に日光に当てると鮮やかな緑色になり、おいしさをそそります。
必要な道具

- 容器
- バットやビン、カップなど野菜を育てるために使います。
- ティッシュペーパー
- 種をまくために使います。
- 脱脂綿
- 種をまくために使います。
作れる野菜

部屋の中では、カイワレダイコン、アルファルファ、クレソンなどの栽培が適しています。