2023/03/15
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
料理ブログをお読み頂いている皆様、「タットリタン」という韓国料理をご存じでしょうか?タットリタンはスープもしっかり味わえて、旨辛な韓国スタイルの鶏肉じゃがと言えます。

鶏肉じゃがと言うと、日本の方にも馴染みがありますよね?そこで今日は、タットリタンについて料理ブログでご紹介したいと思います。
まずは歴史を辿ってみましょう。韓国では朝鮮時代(1393〜1897年)から丸鶏をそのまま煮た鶏肉料理が食べられていました。
唐辛子が料理に使われていなかった頃の鶏と野菜の煮物はしょうゆ、ニンニク、こしょうなどで味付け。調理法としては現在のタットリタンとほぼ同じようです。
このタットリタン、興味深いことに料理名にある「トリ」は日本語に由来している可能性があるそうです。
日本と韓国は近い距離にあることから、お互いの食文化の影響を大いに受けているので、日本語がそのまま使われるケースもあるのです。
ただ、このタットリタンだけは韓国語と日本語の合成語では?という説が広まりました。
タットリタンの名前を細かく分けてみると、下記のようになります。
タッ(韓国語)=鶏
トリ(日本語)=鶏
タン(韓国語)=スープ
しかし今は「タッポックムタン」という名前が一般的になりました。それは、1992年に韓国の国立国語院が、様々な名称を純粋な韓国語に統一しようという政策を取ったためです。ですので、タポックムタンは
タッ=鶏
ポックム=炒め
タン=スープ
という意味になります。
とは言え、料理名は変わっても、おいしさは変わりませんね!
本場の韓国では専門店がいくつかありますが、どちらかと言うと家庭で食べることが多いそうです。そこで最後に「韓国式の鶏肉じゃが(タットリタン・タッポックムタン)」の作り方をご紹介致します。
韓国では辛く味付けしますが、レシピでは辛さを控えめにしました。

料理ブログをお読み頂いている皆様、「タットリタン」という韓国料理をご存じでしょうか?タットリタンはスープもしっかり味わえて、旨辛な韓国スタイルの鶏肉じゃがと言えます。

鶏肉じゃがと言うと、日本の方にも馴染みがありますよね?そこで今日は、タットリタンについて料理ブログでご紹介したいと思います。
まずは歴史を辿ってみましょう。韓国では朝鮮時代(1393〜1897年)から丸鶏をそのまま煮た鶏肉料理が食べられていました。
唐辛子が料理に使われていなかった頃の鶏と野菜の煮物はしょうゆ、ニンニク、こしょうなどで味付け。調理法としては現在のタットリタンとほぼ同じようです。
このタットリタン、興味深いことに料理名にある「トリ」は日本語に由来している可能性があるそうです。
日本と韓国は近い距離にあることから、お互いの食文化の影響を大いに受けているので、日本語がそのまま使われるケースもあるのです。
ただ、このタットリタンだけは韓国語と日本語の合成語では?という説が広まりました。
タットリタンの名前を細かく分けてみると、下記のようになります。
タッ(韓国語)=鶏
トリ(日本語)=鶏
タン(韓国語)=スープ
しかし今は「タッポックムタン」という名前が一般的になりました。それは、1992年に韓国の国立国語院が、様々な名称を純粋な韓国語に統一しようという政策を取ったためです。ですので、タポックムタンは
タッ=鶏
ポックム=炒め
タン=スープ
という意味になります。
とは言え、料理名は変わっても、おいしさは変わりませんね!
本場の韓国では専門店がいくつかありますが、どちらかと言うと家庭で食べることが多いそうです。そこで最後に「韓国式の鶏肉じゃが(タットリタン・タッポックムタン)」の作り方をご紹介致します。
韓国では辛く味付けしますが、レシピでは辛さを控えめにしました。