こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
暦の上ではすっかり春の3月。日中は日差しの暖かい日もあり、春を感じる季節です。しかし、朝晩はまだまだ肌寒く、寒暖差による体温調整が上手くいかないことから自律神経が乱れがちに。
イライラの原因のひとつになります
そんなときは、幸せホルモンと言われるセロトニンを増やす食材を
取り入れてみましょう
その食材とは豆類(納豆)、チーズ、ゴマ、魚介類など、セロトニンを生成するときに大切なトリプトファンを含んだ食材です。
また、春は植物が芽吹く季節であるように、冬の間に縮こまっていた身体が外へとひらいていく時期で、冬の身体から春の身体にチェンジする必要がある季節です。
春に旬を迎えるタケノコ、菜の花など苦みの物は、身体に滞っていた物を排出する作用があるので、ぜひ食卓に並べてみて下さい
薬膳では、春は肝(臓)の機能が高まる時期と言われています。
酢やレモンなど酸味のある物は肝の働きを助けるので、スープに添えたり、サラダにレモンをかけたりなどして、酸味の物を料理に取り入れていきましょう
旬のワカメにタケノコや木の芽を合わせ、三杯酢をかけて頂くお料理は、まさに身体を整える旬の料理と言えますね
春先は陽気が上がっていくので、イライラ以外にも頭がぼーっとしたり、身体の上部が不調になることがあります。
刺激が強い飲み物よりも、香りがあるハーブティーや緑茶など、温かいお茶を飲むと良いですよ
春先に良い酸味や苦味の物は、適度に摂れば身体にとってプラスに働きますが、やはり取りすぎはマイナスに働きます
情報に振り回されすぎると、食選択が極端になってしまうので、自分の身体が欲している味や量に合わせて、食材選択、料理選択ができるようにしましょう
さて、今回のレシピは、酸味が食欲をそそり、具沢山の食べやすいスープ「春雨と野菜の酸味スープ」をご紹介します。
皆様も、ぜひお試し下さい
暦の上ではすっかり春の3月。日中は日差しの暖かい日もあり、春を感じる季節です。しかし、朝晩はまだまだ肌寒く、寒暖差による体温調整が上手くいかないことから自律神経が乱れがちに。
イライラの原因のひとつになります
そんなときは、幸せホルモンと言われるセロトニンを増やす食材を
取り入れてみましょう
その食材とは豆類(納豆)、チーズ、ゴマ、魚介類など、セロトニンを生成するときに大切なトリプトファンを含んだ食材です。
また、春は植物が芽吹く季節であるように、冬の間に縮こまっていた身体が外へとひらいていく時期で、冬の身体から春の身体にチェンジする必要がある季節です。
春に旬を迎えるタケノコ、菜の花など苦みの物は、身体に滞っていた物を排出する作用があるので、ぜひ食卓に並べてみて下さい
薬膳では、春は肝(臓)の機能が高まる時期と言われています。
酢やレモンなど酸味のある物は肝の働きを助けるので、スープに添えたり、サラダにレモンをかけたりなどして、酸味の物を料理に取り入れていきましょう
旬のワカメにタケノコや木の芽を合わせ、三杯酢をかけて頂くお料理は、まさに身体を整える旬の料理と言えますね
春先は陽気が上がっていくので、イライラ以外にも頭がぼーっとしたり、身体の上部が不調になることがあります。
刺激が強い飲み物よりも、香りがあるハーブティーや緑茶など、温かいお茶を飲むと良いですよ

春先に良い酸味や苦味の物は、適度に摂れば身体にとってプラスに働きますが、やはり取りすぎはマイナスに働きます
情報に振り回されすぎると、食選択が極端になってしまうので、自分の身体が欲している味や量に合わせて、食材選択、料理選択ができるようにしましょう
さて、今回のレシピは、酸味が食欲をそそり、具沢山の食べやすいスープ「春雨と野菜の酸味スープ」をご紹介します。
皆様も、ぜひお試し下さい


管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
年末からお正月にかけてご馳走が続き、胃腸の疲れが出ているという方も多いのではないでしょうか?
そんなときにオススメなのが、「ダイコンおろしを使った料理」です

今回は、「ダイコンの辛味の秘密、ダイコンの栄養素や消化酵素、調理のポイント」などについてご紹介します


ダイコンおろしと言えば、ピリピリとした辛味が特徴的ですよね


ダイコンを生でそのまま食べても、さほど辛くありませんが、ダイコンおろしにすると辛く感じるのはなぜでしょう


ダイコンおろしの独特の辛さは、イソチオシアネートという成分によるものです。ダイコンの細胞が破壊されることで、化学反応によりイソチオシアネートが生成されるのです


イソチオシアネートの素となる成分は、根の先端に多く、葉に近いほど少ないため、ダイコンの部位によって辛さが変わります

辛いダイコンおろしが好きな方は、ダイコンの根に近い部分を

辛いのが苦手な方は、葉に近い部分をダイコンおろしにすると良いでしょう

次に、ダイコンに含まれる栄養成分についてご紹介します!

ダイコンには、でんぷんの消化酵素であるジアスターゼが含まれています

「胃もたれにはダイコンおろしが良い」と聞いたことがある方もいるのではないかと思いますが、これはジアスターゼに消化を助ける作用があるためです

「ご飯+たくあん」「おもち+ダイコンおろし」といった食べ合わせも、理にかなっています


そしてダイコンの葉の部分には、βカロテンや葉酸、ビタミンCが豊富です


カリウムやカルシウムなど、不足しがちなミネラルも含まれているので、ダイコンを購入する際は、葉付きの物がおススメです

その際、葉は鮮やかな緑色で、みずみずしい物を選びましょう


ひげ根は少なく、重みのある物がおすすめです


葉付きダイコンを購入した際は、葉と根を切り分けて別々に保存しましょう。
根は丸ごと新聞紙などで包み、冷暗所で保管します。内部が割れないように、切り口をラップで覆って保存して下さい。
葉は、保存袋に詰めて冷蔵庫に入れて下さい。
細かく刻んで、じゃこやゴマと一緒に炒め、ご飯のふりかけにするのがオススメです

ダイコンは部位によって味が違うため、その特性を活かして調理すると、よりおいしく頂けます


・葉に近い部分は、辛味が少なく固めなので、サラダ向き
・中間部分は、甘味がありやわらかいので、おでんや煮物向き
・根の先に近い部分は、辛味が強いので、ダイコンおろしや漬物向き
さて、今回のレシピはダイコンの酵素がお肉をやわらかくし、さっぱりと頂ける一品の「牛肉のダイコンおろし丼」をご紹介します。
胃腸を労わりたい方も、ぜひ作ってみて下さいね


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
先日、私の畑で珍しい野菜が収穫できました


その名は「カーボロネロ」。実は収穫するまで、カーボロネロという野菜の存在を知らず、種まきをして収穫する時期になり、この葉っぱがそうなのか




カーボロネロはイタリア、トスカーナ地方が原産と言われている、球の形にならない葉キャベツの一種で「ケール」と同じ仲間に当たります。日本では独特の濃い緑から、黒キャベツとも言われているとか

旬の時期は11〜4月頃で、冬野菜です


他の緑黄色野菜同様、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、なかでもビタミンU(キャベツから発見された栄養素で別名キャベジン)が比較的多く含まれ、胃腸の調子を整える働きがあります。
味はクセがなく、旨みや甘みがほのかに感じられます


繊維質があるので煮込んでも崩れにくいという特徴があり、サラダよりも煮込み料理のほうが特有のおいしさを味わえます。
保存は、乾燥しないように袋などに詰め、冷蔵庫の野菜室に入れますが、日持ちするのは数日間のため、早めに食べることをおススメします。
煮物などの場合は、生のまま使うサイズに切り、密閉袋に入れて冷凍し、使うときに凍ったまま鍋に入れることができます。
食べきれない場合は冷凍保存が可能です

珍しい野菜は他にもあり、この時期の旬だと「ロマネスコ」。
見た目は花やブロッコリーのような形をしていますが、カリフラワーの仲間でイタリアでよく食べられています。日本ではその形から、「サンゴ礁」とも呼ばれているとか

特にビタミンC、鉄、食物繊維が豊富で、女性には嬉しい野菜ですね


食べ方はブロッコリーのように湯がくのが一般的ですが、グリルでもおいしく味わえます


オーブン皿にシートを敷き、ロマネスコを並べ、オリーブ油と塩・胡椒をふって180度で10〜15分グリルします。
湯がくよりも水っぽさがなく、おいしさがギュっとつまって、できあがります


さて今回のレシピは、カーボロネロを使った「カーボロネロのトマトスープ」をご紹介します

珍しい野菜で、普段はあまり食卓にあがることはないかもしれませんが、手に入ったときは、おいしく調理してみて下さいね



こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
先月、韓国中央部の地方都市である聞慶(ムンギョン)を訪れました。
聞慶の特産品には五味子(オミジャ)やリンゴがあり、韓国内ではトップクラスの収穫量。また、山間部に位置していることから山菜も豊富にあります
聞慶には、乾燥させた山菜や野菜をふんだんに使ったビビンバの専門店があり、登山客や観光客でにぎわっています。
聞慶のビビンバは他の地域とは異なり、コチュジャンではなく、しょうゆを加えるため日本人がしっくりくる味だと思います
乾燥野菜の中でよく使われるのが、ダイコンの葉です。韓国語で「シレギ」と言い、韓国のスーパーでは手軽に購入できますが、自宅でも簡単に作れますよ

ここで、作り方をご紹介します
[干しダイコンの葉の作り方]
(1)ダイコンから葉を切り離し、よく洗う。
(2)鍋に水と塩(水に対して1%くらいの分量)を入れて沸騰させ、
葉がやわらかくなるまでゆでる。
(3)ゆで上がったら水に入れてざるにあげ、絞って水気を切る。
(4)盆ざるに(3)をのせて、2〜3日干す。
(5)完全に乾燥させたら、ビニール袋等に入れて冷凍保存する。
冷凍保存しておけば、一年以上持ちます
次に戻し方をご説明します。
[干しダイコンの葉の戻し方]
(1)干しダイコンの葉はさっと洗って、米のとぎ汁に半日ほど浸ける。
(2)米のとぎ汁ごと火にかけて、やわらかくなるまでゆでる
(約30分)。火をとめて、自然に冷めるまで置いておく。
(3)(2)は絞って水気を切る。
ダイコンの葉を使った代表的な料理に、みそチゲ、ナムル、炊き込みご飯があります。
特にダイコンの葉入りのみそチゲはおふくろの味であり、韓国の方たちがこよなく愛する味です
私は韓国料理を専門にしてからみそチゲの魅力を知り、コース料理の最後に出てくると、ほっとする感覚があります
特にシレギのみそチゲは見た目は素朴ですが、食べてみると深い味わいに目が丸くなりますよ


さて、本日のレシピは「ダイコンの葉の炊き込みご飯」です。
一緒に炊き込んだショウガの香りが食欲をそそる一品
干しダイコンの葉は市販の物でも、戻し方は同じです。
韓国食品が売られているスーパーで手に入れて、作ってみて下さい

先月、韓国中央部の地方都市である聞慶(ムンギョン)を訪れました。
聞慶の特産品には五味子(オミジャ)やリンゴがあり、韓国内ではトップクラスの収穫量。また、山間部に位置していることから山菜も豊富にあります

聞慶には、乾燥させた山菜や野菜をふんだんに使ったビビンバの専門店があり、登山客や観光客でにぎわっています。
聞慶のビビンバは他の地域とは異なり、コチュジャンではなく、しょうゆを加えるため日本人がしっくりくる味だと思います

乾燥野菜の中でよく使われるのが、ダイコンの葉です。韓国語で「シレギ」と言い、韓国のスーパーでは手軽に購入できますが、自宅でも簡単に作れますよ


ここで、作り方をご紹介します

[干しダイコンの葉の作り方]
(1)ダイコンから葉を切り離し、よく洗う。
(2)鍋に水と塩(水に対して1%くらいの分量)を入れて沸騰させ、
葉がやわらかくなるまでゆでる。
(3)ゆで上がったら水に入れてざるにあげ、絞って水気を切る。
(4)盆ざるに(3)をのせて、2〜3日干す。
(5)完全に乾燥させたら、ビニール袋等に入れて冷凍保存する。
冷凍保存しておけば、一年以上持ちます

次に戻し方をご説明します。
[干しダイコンの葉の戻し方]
(1)干しダイコンの葉はさっと洗って、米のとぎ汁に半日ほど浸ける。
(2)米のとぎ汁ごと火にかけて、やわらかくなるまでゆでる
(約30分)。火をとめて、自然に冷めるまで置いておく。
(3)(2)は絞って水気を切る。
ダイコンの葉を使った代表的な料理に、みそチゲ、ナムル、炊き込みご飯があります。
特にダイコンの葉入りのみそチゲはおふくろの味であり、韓国の方たちがこよなく愛する味です

私は韓国料理を専門にしてからみそチゲの魅力を知り、コース料理の最後に出てくると、ほっとする感覚があります

特にシレギのみそチゲは見た目は素朴ですが、食べてみると深い味わいに目が丸くなりますよ



さて、本日のレシピは「ダイコンの葉の炊き込みご飯」です。
一緒に炊き込んだショウガの香りが食欲をそそる一品

干しダイコンの葉は市販の物でも、戻し方は同じです。
韓国食品が売られているスーパーで手に入れて、作ってみて下さい

