江戸野 陽子先生のブログ
2023/04/26
たんぱく質の豊富さから「畑の肉」とも呼ばれる大豆。ここ最近、環境にも健康にも優しい植物性たんぱく質への関心が高まっており、肉に良く似た食感と味を持つ大豆ミートが肉の代わりになる食品として注目を集めています。
そこで今回の料理ブログでは大豆ミートでつくねを作りたいと思います。

大豆ミートは大豆からできていることは知っていても、どうやって使えば良いのか・どんな味がするのかなどは知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで簡単に解説をしておきましょう。
大豆ミートは、大豆の油分を搾油し、過熱加圧・高温乾燥させて作った物のことです。
つまり、大豆から油分を絞った物から作っているのです。
大豆ミートは乾燥タイプ・水に戻してあるレトルトタイプ・調理済みの冷凍タイプがあります。
また、ミンチタイプ・ブロックタイプなど、料理に合わせた形にもなっているので、作りたい料理に合わせて選ぶようになっています。
■形状
乾燥タイプ:水やお湯で戻してから調理する。日持ちするのでストックできる。
レトルトタイプ:水で戻した物。すぐ調理できる。
冷凍タイプ:温めればすぐ食べられる。
■形
ブロック:ごろっとしており、から揚げ・炒め物などに使う。
ミンチ:ひき肉のように細かく砕いてある。ひき肉料理と同じ感覚で使える。
他にもスライスタイプ・バラ肉タイプなど、各メーカーが切磋琢磨して商品開発をしているので、次々といろんな大豆ミートが誕生しています。
料理や食事のスタイルに合わせて、お好きな物を選んで下さい。
次に食感ですが、茹でた大豆・豆腐などと比べるとしっかりとした弾力があり、肉顔負けの噛み応えがあります。食べてみると大豆の風味が感じられるのですが、しっかりめの味付けをすることで肉っぽく味わえるようになっています。
物によっては「まさに肉!」といった代物を作ることもできます。
では、実際に使ってみましょう。
今回は戻し方が簡単な乾燥ミンチタイプの大豆ミートを使って、つくねを作ります。
乾燥大豆ミートは芯までしっかりと戻すのがポイントです。
たっぷりのお湯を用意して数分茹でます。茹で時間はメーカーによって変わってくるのでパッケージの表示を要確認です。
ここでもうひとつのポイントです。
茹でて戻しただけだと、大豆の匂いやえぐみが残っているので、しっかり水洗いしてあげる必要があります。何度か水を替えて絞ったら、最後にしっかりと水気を絞ってあげましょう。水気が残っていると、水っぽい仕上がりになってしまいます。
今回はつくねを作るのですが、大豆ミートは粘りけがないので、つなぎを用意してあげましょう。
ここでは木綿豆腐と片栗粉を使いますが、つなぎのおかげで大豆ミートがひとまとまりになりやすくなり、やわらかくてもっちりとした食感のつくねに仕上げることができます。
味付けはしょうゆベースの甘辛味にして、しっかりめの歯ごたえの大豆ミートと豆腐のやわらかさが混在したヘルシーなつくねが完成です。
食べごたえのある仕上がりなので、ぜひ試して頂けたらと思います。

そこで今回の料理ブログでは大豆ミートでつくねを作りたいと思います。

大豆ミートは大豆からできていることは知っていても、どうやって使えば良いのか・どんな味がするのかなどは知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで簡単に解説をしておきましょう。
大豆ミートは、大豆の油分を搾油し、過熱加圧・高温乾燥させて作った物のことです。
つまり、大豆から油分を絞った物から作っているのです。
大豆ミートは乾燥タイプ・水に戻してあるレトルトタイプ・調理済みの冷凍タイプがあります。
また、ミンチタイプ・ブロックタイプなど、料理に合わせた形にもなっているので、作りたい料理に合わせて選ぶようになっています。
■形状
乾燥タイプ:水やお湯で戻してから調理する。日持ちするのでストックできる。
レトルトタイプ:水で戻した物。すぐ調理できる。
冷凍タイプ:温めればすぐ食べられる。
■形
ブロック:ごろっとしており、から揚げ・炒め物などに使う。
ミンチ:ひき肉のように細かく砕いてある。ひき肉料理と同じ感覚で使える。
他にもスライスタイプ・バラ肉タイプなど、各メーカーが切磋琢磨して商品開発をしているので、次々といろんな大豆ミートが誕生しています。
料理や食事のスタイルに合わせて、お好きな物を選んで下さい。
次に食感ですが、茹でた大豆・豆腐などと比べるとしっかりとした弾力があり、肉顔負けの噛み応えがあります。食べてみると大豆の風味が感じられるのですが、しっかりめの味付けをすることで肉っぽく味わえるようになっています。
物によっては「まさに肉!」といった代物を作ることもできます。
では、実際に使ってみましょう。
今回は戻し方が簡単な乾燥ミンチタイプの大豆ミートを使って、つくねを作ります。
乾燥大豆ミートは芯までしっかりと戻すのがポイントです。
たっぷりのお湯を用意して数分茹でます。茹で時間はメーカーによって変わってくるのでパッケージの表示を要確認です。
ここでもうひとつのポイントです。
茹でて戻しただけだと、大豆の匂いやえぐみが残っているので、しっかり水洗いしてあげる必要があります。何度か水を替えて絞ったら、最後にしっかりと水気を絞ってあげましょう。水気が残っていると、水っぽい仕上がりになってしまいます。
今回はつくねを作るのですが、大豆ミートは粘りけがないので、つなぎを用意してあげましょう。
ここでは木綿豆腐と片栗粉を使いますが、つなぎのおかげで大豆ミートがひとまとまりになりやすくなり、やわらかくてもっちりとした食感のつくねに仕上げることができます。
味付けはしょうゆベースの甘辛味にして、しっかりめの歯ごたえの大豆ミートと豆腐のやわらかさが混在したヘルシーなつくねが完成です。
食べごたえのある仕上がりなので、ぜひ試して頂けたらと思います。
