こんにちは、料理家の野上優佳子です。
春が来て、目にも鮮やかな新緑の春野菜が並ぶ八百屋さんの前を通ると、本当にワクワクしますね!
さて今回は、その春野菜の中のひとつ、「うど」について。
緑色の葉が出る「山うど」もありますが、一般的なのは日を当てずに 、地下で育てる「白うど」(軟白うど)。
東京を代表する春野菜のひとつで、数メートルの深さの地下室を掘って育てられます。
しゃきっとした食感と、さわやかな香りが魅力です。
漢字で「独活」と書くのが、なんともユニーク。
その由来を調べてみると、動く(うごく)が語源、という説があります。
茎が四方八方に伸び、風が吹いていないときでも自身で動いているように見えるから、とか。
「うど」というと、酢味噌和えなどが一般的ですが、白うどの産地として有名な東京・立川市では、「うどラーメン」や「うどピザ」、「うどようかん」なんていうものもあるそうです。
さて今回は、この「うど」の普段は捨ててしまいがちな皮を使ったレシピ「うどの皮のきんぴら」をご紹介します。
わずか10分で、気の利いた副菜ができちゃいます
経済的でしかも簡単という、とってもお得な1品。ぜひお試し下さいね