こんにちは!料理研家のひろろこと竹内ひろみです。
ひなまつりの季節が近づいてきました
まだまだ肌寒い時期ですが、飾ってある雛人形を見ると春の訪れを感じますね。
現在は、子供の健やかで幸せな成長を祝うために飾られる雛人形ですが、もともと「ひな」とは、女の子が人形遊びに使っていた物だそうです。
時代とともにカタチを変え、現代のように飾る物になりました
子供の身代わりとして事故や病気から守ってくれる人形と言う意味があり、現代では長い間身近に置くことはせず、節句が終わるとすぐに片付ける風習が根付いています。
これは平安時代に厄除けの「守り雛」を川に流した「流し雛」の風習や、人形や絹製の細工物に虫喰いやカビが生えないように早く片付けたほうが良いこと、けじめを持たずにだらしなくしていると嫁の貰い手も現れないといったしつけの意味があったことからだろうと言われています。
そんなひなまつり、なくてはならないものがひなまつりの行事食
ひし餅の、赤は「桃」を、白は「雪」を、緑は「草」を表していて、季節の様子を表現しており、ハマグリなどの貝類はペアになっていることから、良縁の象徴としてお吸い物などに使われますね
子供たちが大好きなひなあられは、外出先でひな遊びを楽しむときに持って行くための携帯食料が由来になったようです
さて今回ご紹介するレシピは、子供も楽しく作れる「おひなさまいなり」です
お子様がいるおうちでは、一緒にクッキングをすることも少なくないと思います。
しかし小さなお子様だと、刃物をもたせるのは怖いし、難しいことをお願いすることもできないのでやらせてあげることが少ないことも
そんなときに子供でも楽しめるのが、自分でオリジナルの味付けや、飾り付けができるお料理
例えば、ちらし寿司の場合は最後にのせる卵やいくらなどの飾りの具を、好きなようにやらせてあげると子供たちの満足度がアップします
また、子供たちが好きそうな具材をいくつか揃えておいて、小さな器に盛り付けたすし飯の上に飾ってもらっても良いですね
最初から一緒にお料理をする……となるとなかなか難しいとは思うのですが
最後の飾り付けやトッピングのせなど、一部分をやってもらうだけでも
子供たちはけっこう満足してくれて、自分が作った物は食べてくれるのでおすすめの方法ですよ