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本田 朋美先生のブログ

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて早速ですが、韓国料理作りがお好きな方に、ぜひおすすめしたい調味料があります。
それは「イワシエキス」です。
魚醤(ぎょしょう)と言えば、ピンとくる方が多いかもしれませんね絵文字:ひらめき

韓国ではしょうゆなどと同じように、普段からよく使われている調味料です。
主な材料である「イワシ絵文字:魚」に塩をまぶして長期間発酵させ、それを濾過して出たエキスをさらに加熱した物がイワシエキスです。
加熱時に強い匂いが出ますが、この工程を踏むことで旨味が凝縮されます。

ちなみに、韓国でイワシの漁獲量が一番多いのは、釜山(プサン)エリアにある機張(キジャン)という場所で、韓国内のイワシ漁獲量60%を占めています。
1997年からは観光客の誘致のために、毎年4月に機張大辺イワシ祭りが開催されており、このお祭りではイワシのお刺身が食べれたり、海産物が安く買えたりして大賑わいとなります絵文字:笑顔



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料理教室で生徒さんに、「イワシエキスはキムチ以外にどのような料理に使えるの?」とよく聞かれます。
魚醤を使い慣れていない方には使い道に悩むようですが、イワシエキスはとても便利な調味料です絵文字:ピカピカ

イワシエキスがよく使われる韓国料理と言えば、真っ先にキムチが挙げられます。
しかし、実は韓国全土でキムチにイワシエキスを使っているわけではありません絵文字:冷や汗
韓国の北部では動物性の発酵商品としてキムチにアミ(エビによく似た甲殻類)の塩辛が使われることが多く、その一方で南部でははっきりとした個性的な味が好まれるためイワシエキスの使用率が高くなります絵文字:上向き矢印
そもそも、イワシは南部でよく取れる魚絵文字:魚なので、南部でよく使われるのは自然な流れですね絵文字:ほっとした顔絵文字:ピカピカ


キムチ以外で使うのでしたら、一番お手軽でおすすめなのがスープ類に調味料として使うことです。
イワシエキス自体にイワシの旨味が凝縮されているので、昆布やにぼしなどの出汁を入れなくてもOK。
イワシエキスだけで、十分旨味が出ます絵文字:チョキ
韓国でお誕生日の定番料理となっているワカメスープでは、基本は牛肉から出汁を取りますが、ワカメを炒めてから水とイワシエキスを入れて煮込むだけでも十分においしいです絵文字:うまい!

その他にも和え物に少量加えるだけでも、味が格段に変わります。
コチュジャンや粉唐辛子との相性が良いので、一緒に混ぜ合わせて使うのも良いですね絵文字:指でOK

イワシエキスがない場合は、ナンプラーやしょっつるを使ってもOKです絵文字:!
また韓国ではいかなごのエキスもあり、好みによって使い分けられています。
ぜひ一度、イワシエキスを試してみて下さいね。



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それでは、本日のレシピは、イワシエキスを使った「韓国おでんスープ」です。
韓国おでんとは魚の練り物のことで、屋台料理によく登場します。

手に入らない場合はさつま揚げでも代用できますので、作ってみて下さい絵文字:!



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で韓国おでんスープ(オムクタン)のレシピをチェック!

本田 朋美先生

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