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本田 朋美先生のブログ

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

2018年はいよいよ平昌(ピョンチャン)五輪が開催されますね!
広報活動をかねて、10月に平昌の江原道(カンウォンド)に行ってきました

江原道は韓国の北東部に位置し、8割程が山岳地帯で、東側は海に面しています。
特産品として挙げられるのは、山の恵のバラエティに富んだ山菜や、海の恵のイカ、サケ、タラなどの海鮮
その他、ジャガイモ、そば、トウモロコシも有名です

飲食店では、地元で採れた食材を使ったおかずがテーブルにずらり。
見た目は素朴ですが、食べた瞬間に目が丸くなるようなおいしさを感じます

江原道の海側にある江陵(カンヌン)という街では、郷土料理のスンドゥブが有名です。
皆さんが思い浮かべるスンドゥブと言えば、「真っ赤なスープにアサリ、卵、おぼろ豆腐が入った料理」が一般的ですよね?

江陵の名物であるスンドゥブは、白いスープにおぼろ豆腐が入っているだけの物です。


16世紀に活躍した文臣の許曄(ホ・ヨプ)が、江陵エリアの草堂(チョダン)に暮らしていました。
舌が肥えていた許曄が、江陵の清らかな海水を利用して豆腐を作らせたのが始まりで、草堂スンドゥブと名前が付く程の特産品となりました。
400年以上経った現在でも同じ製法で作られていますyes

1970年代には、草堂近辺にスンドゥブ専門の飲食店が立ち並ぶようになり、スンドゥブ村として有名になりました
韓国の飲食店は、日本の韓国料理店のように、様々な韓国料理がある訳ではなく、ひとつの料理をメインに提供している専門店が中心です。

スンドゥブ専門店なら、メインのスンドゥブに、数種類のおかずとご飯がセットになった定食が基本メニュー。
この定食にスープはなく、スンドゥブがメインと汁物をかねています。

白い見た目から薄味を想像しますが、一口食べてみると、思ったよりもしっかり味が付いていますbroken heart
最初はそのままで、途中からしょうゆだれを加え、最後にキムチを入れて3つの味の変化を楽しめます

おかずにはモトゥブという、おぼろ豆腐を押し固めた物もありました。
私がそのとき食べたモトゥブは、辛く煮付けてあり、メインのスンドゥブとは食感や味が違って、食が進みました

お店のメニューに、「チャンポンスンドゥブ」の文字を見つけ、どんな物かお店の人に尋ねたところ、海鮮をたっぷり入れた辛いスンドゥブとのこと。
海に近い地域ならではのアレンジメニューですね

そこで本日のレシピは、「チャンポンスンドゥブ」をご紹介します。
本来はムール貝やイイダコを使うのですが、日本では手に入りにくい食材のため、アサリやカキなどで代用しました
煮込みながら食べる鍋料理にするのもおすすめです。
寒い季節は、チャンポンスンドゥブで温まって下さいねyes



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でチャンポンスンドゥブのレシピをチェック!

本田 朋美先生

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