2018/04/03
こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
花粉が飛ぶ季節は、鼻のムズムズ、目のかゆみ、喉のイガイガなど様々な症状が現れますね
中医学では、身体の免疫力である「正気(せいき)」が充実していれば、風邪などにかかりにくく、また花粉症の症状も軽減されると考えられています
正気を充実させるには、体内を巡る「血」や「衛気(えき)=エネルギーのひとつで身体の表面を守るバリアのような物」の状態に気を配ることが大切です。
具体的には、「身体を冷やさないこと」、「胃腸の働きを整えること」がポイントとなります
身体が冷えると血の巡りが悪くなり、本来身体に備わっている防衛力が落ちてしまいます
血は全身を巡って栄養や潤いを各臓器に届けているため、血行が滞ると必要な栄養が不足して体力を消耗しやすくなり、症状が重くなってしまうのです
だんだん暖かくなってきて、冷たい飲み物や食べ物が欲しくなりますが、なるべく身体を冷やす食べ物は避け、身体を温めるよう心がけましょう
また、鼻水やむくみなどの症状があるときは、体内の水分代謝がうまくいっていない証拠。
体内に余分な水分が溜まると体調不良の一因となり、症状が悪化しやすくなります。
解消するには、水分代謝を促す食材(あずき、白キクラゲ、陳皮など)を日々の食事に取り入れると良いですね
その他にも、中医学では身体の不調に合わせた食材を摂取することで、症状を緩和する方法があります。
体表に出る症状は人それぞれだと思いますが、大まかに分けると4つのタイプに分類されます。

風寒(ふうかん)タイプ:冷え・悪寒・透明な鼻水
身体を温める、ショウガ、ネギなど辛味のある食材。
風熱(ふうねつ)タイプ:発熱・粘りのある鼻水
余分な熱を発散させる、菊花、ミントなど。
風湿(ふうしつ)タイプ:頭が重い・鼻水が多量に出る
体内の余分な湿(水分や汚れ)を取り除く、大葉、ミョウガなど香りのある食材。
風燥(ふうそう)タイプ:喉が渇く
身体に潤いを与える、レンコン、ユリ根など。
これらの食材を使った料理を食べるなど、自身の症状に合わせた対策をおすすめします
花粉症の対策は、薬を飲んで症状を抑えるだけでなく、日常の食事にも気を付けると良いですね
さて今回は、水分の代謝を促す食材を使った「白キクラゲの野菜炒め」をご紹介します。
コリコリした食感のキクラゲを、シャキシャキの野菜と炒め合わせる一品。
さっぱりとした味付けにし、アレンジしやすくしています。
花粉症の症状を軽くする食材を組み合わせても良いと思いますよ。
ぜひ作ってみて下さい

花粉が飛ぶ季節は、鼻のムズムズ、目のかゆみ、喉のイガイガなど様々な症状が現れますね

中医学では、身体の免疫力である「正気(せいき)」が充実していれば、風邪などにかかりにくく、また花粉症の症状も軽減されると考えられています

正気を充実させるには、体内を巡る「血」や「衛気(えき)=エネルギーのひとつで身体の表面を守るバリアのような物」の状態に気を配ることが大切です。
具体的には、「身体を冷やさないこと」、「胃腸の働きを整えること」がポイントとなります

身体が冷えると血の巡りが悪くなり、本来身体に備わっている防衛力が落ちてしまいます

血は全身を巡って栄養や潤いを各臓器に届けているため、血行が滞ると必要な栄養が不足して体力を消耗しやすくなり、症状が重くなってしまうのです

だんだん暖かくなってきて、冷たい飲み物や食べ物が欲しくなりますが、なるべく身体を冷やす食べ物は避け、身体を温めるよう心がけましょう

また、鼻水やむくみなどの症状があるときは、体内の水分代謝がうまくいっていない証拠。
体内に余分な水分が溜まると体調不良の一因となり、症状が悪化しやすくなります。
解消するには、水分代謝を促す食材(あずき、白キクラゲ、陳皮など)を日々の食事に取り入れると良いですね

その他にも、中医学では身体の不調に合わせた食材を摂取することで、症状を緩和する方法があります。
体表に出る症状は人それぞれだと思いますが、大まかに分けると4つのタイプに分類されます。


身体を温める、ショウガ、ネギなど辛味のある食材。

余分な熱を発散させる、菊花、ミントなど。

体内の余分な湿(水分や汚れ)を取り除く、大葉、ミョウガなど香りのある食材。

身体に潤いを与える、レンコン、ユリ根など。
これらの食材を使った料理を食べるなど、自身の症状に合わせた対策をおすすめします

花粉症の対策は、薬を飲んで症状を抑えるだけでなく、日常の食事にも気を付けると良いですね

さて今回は、水分の代謝を促す食材を使った「白キクラゲの野菜炒め」をご紹介します。
コリコリした食感のキクラゲを、シャキシャキの野菜と炒め合わせる一品。
さっぱりとした味付けにし、アレンジしやすくしています。
花粉症の症状を軽くする食材を組み合わせても良いと思いますよ。
ぜひ作ってみて下さい

