こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
スポーツをしている人は誰でも一度は、
「もっと身体を強くしたい」「体格を良くしたい」「筋肉をつけたい」
と思うことがあると思います。
以前サポートしていた大学の寮でも、体格を良くしたいからとご飯を何杯もおかわりして、かきこむ学生をよく見かけました。
「とにかくカロリーの高いものを食べないと!」
と肉ばかり食べたり、揚げものを食べたり、中には何にでもマヨネーズをかけるという学生も
・・・彼らの努力は立派です。
ただ、「身体を強くする食事」とは程遠かったんです。
米から摂れる栄養素は、主に炭水化物です。
炭水化物は、エネルギー源にはなりますが、食べ過ぎると脂肪になってしまいます。
身体を強くする栄養素は、たんぱく質です。
たんぱく質は、筋肉や髪の毛、臓器、血液をつくる成分です。
つまり、筋肉をつけて身体を強くしたいのなら、炭水化物ではなく、たんぱく質をしっかり食べなければいけません。
じゃあ、肉をたくさん食べればいいのか〜
とテンションが上がったあなた!残念!!
もちろん肉を食べることは必要ですが、肉には脂身がついているものが多いので、肉ばかりでたんぱく質を摂ろうとすると、同時に脂肪も摂りすぎてしまいます。
おすすめの食材は、魚・卵・納豆・チーズ・牛乳(体脂肪が気になる人は低脂肪乳)などです。
中でも、納豆はビタミンB1や鉄分も豊富!毎日でも食べたい食品です。
ご飯にかけたり、麺類と合わせたり、卵を組み合わせてオムレツにしたり、いろいろとバリエーションを覚えておくと、飽きずにおいしく食べることができます。
たんぱく質は、いろいろな食品から摂ることで、たんぱく質の「質」が上がり、効率よく身体づくりに利用されます