こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
今回は、油揚げの種類についてお話しします
皆さんは、油揚げの製法はご存知でしょうか?
油揚げは、一般的な豆腐より濃度の薄い豆乳で作った豆腐を揚げた物。つまり、油揚げ専用の豆腐をさらに加工しているのです。
もとになる豆乳の濃度や、豆腐の厚み、大きさによって、油揚げの特徴が決まります。
例えば、東北地方では厚みのある油揚げが主流ですし、京都では薄くて大きな物が多いです。
全国各地に様々な油揚げがありますので、これを機に、皆さんの地元の油揚げにどんな特徴があるか着目して頂けたらと思います

さて、私の住む地域で特徴のある油揚げと言えば、伊予名産の「干し油揚げ」。「松山揚げ」という名称で広く出回っており、特に薄くてカサカサしている油揚げです。
原料となる豆腐の水分をギリギリまで取り除いて揚げることで、独特の乾いた感触になり、手で簡単に割ることができます。
焼いたり、炒めたりするには不向きですが、煮物や汁物に入れると、その魅力を最大に発揮
乾燥している分、煮物や汁物の汁をたっぷり吸って、とろっとした状態に変化し、やわらかく伸びるもちのような弾力のある食感に
このタイプの油揚げは、たっぷり用意して、あまり小さく切らずに汁を吸わせる料理に使うのがおすすめです。煮物や汁物の他、これからの季節は、お鍋に入れるのも良いですね
ちなみに、一般的な油揚げは冷蔵保存で7日ほど日持ちしますが、松山揚げは常温保存で90日ほど持つのです
消費期限をそれほど気にしなくて済むのは、うれしい限りですね。
便利な常備食品のひとつとして活用すると良いでしょう
また、松山揚げという名前ではなくても、長期保存できる干し油揚げを作っている豆腐屋さんもいらっしゃいますので、探して頂けたらと思います。
さて今回のレシピは、松山揚げを入れた汁物「すまし豚汁」をご紹介します。
豚肉や野菜の旨みを吸った、松山揚げのとろっとしたおいしさを堪能できる豚汁。具沢山で、食べ応えがありますよ。
ぜひお試し下さい

今回は、油揚げの種類についてお話しします

皆さんは、油揚げの製法はご存知でしょうか?
油揚げは、一般的な豆腐より濃度の薄い豆乳で作った豆腐を揚げた物。つまり、油揚げ専用の豆腐をさらに加工しているのです。
もとになる豆乳の濃度や、豆腐の厚み、大きさによって、油揚げの特徴が決まります。
例えば、東北地方では厚みのある油揚げが主流ですし、京都では薄くて大きな物が多いです。
全国各地に様々な油揚げがありますので、これを機に、皆さんの地元の油揚げにどんな特徴があるか着目して頂けたらと思います


さて、私の住む地域で特徴のある油揚げと言えば、伊予名産の「干し油揚げ」。「松山揚げ」という名称で広く出回っており、特に薄くてカサカサしている油揚げです。
原料となる豆腐の水分をギリギリまで取り除いて揚げることで、独特の乾いた感触になり、手で簡単に割ることができます。
焼いたり、炒めたりするには不向きですが、煮物や汁物に入れると、その魅力を最大に発揮

乾燥している分、煮物や汁物の汁をたっぷり吸って、とろっとした状態に変化し、やわらかく伸びるもちのような弾力のある食感に

このタイプの油揚げは、たっぷり用意して、あまり小さく切らずに汁を吸わせる料理に使うのがおすすめです。煮物や汁物の他、これからの季節は、お鍋に入れるのも良いですね

ちなみに、一般的な油揚げは冷蔵保存で7日ほど日持ちしますが、松山揚げは常温保存で90日ほど持つのです

消費期限をそれほど気にしなくて済むのは、うれしい限りですね。
便利な常備食品のひとつとして活用すると良いでしょう

また、松山揚げという名前ではなくても、長期保存できる干し油揚げを作っている豆腐屋さんもいらっしゃいますので、探して頂けたらと思います。
さて今回のレシピは、松山揚げを入れた汁物「すまし豚汁」をご紹介します。
豚肉や野菜の旨みを吸った、松山揚げのとろっとしたおいしさを堪能できる豚汁。具沢山で、食べ応えがありますよ。
ぜひお試し下さい

