こんにちは。管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
寒さが厳しいこの時期は、身体が冷えて安眠できないという方も多いのではないでしょうか

睡眠の質が落ちると、日中のコンディションに影響を与えるだけではなく、代謝が落ちて痩せにくくなるというデメリットも


そこで今回は、「安眠のための栄養素『トリプトファン』の摂り方、安眠のための食事や生活習慣のポイント


質の良い睡眠に欠かせないホルモン「メラトニン」は、必須アミノ酸の「トリプトファン」から、「セロトニン」と言うホルモンを経て作られます。安眠のための栄養素「トリプトファン」は、体内で作ることができないため、食事でしっかりと摂る必要があるのです。
トリプトファンを含む食品としては、魚・肉・卵・大豆製品・乳製品があります

朝食で納豆と卵、昼食でお肉、夕食で魚というように、毎食これらの食材を摂るようにしましょう

アーモンドやバナナにもトリプトファンは含まれますので、これらを間食で取り入れるのも良いですね。寝る前にホットミルクや、きな粉豆乳を飲むのもオススメです。

食事内容だけでなく、食事のリズムも大切です

毎日3食摂ることは、体内時計を整えるために有効ですので、睡眠の悩みがある方は、食事のリズムも意識してみましょう。
飲み物にも注意が必要です


寝酒と言う言葉があるように、お酒は寝付きを良くしますが、眠りが浅くなり睡眠の質を下げてしまうため、こちらはオススメできません

同様にカフェインにも覚醒作用があるため、夕方以降のコーヒーや緑茶、ココアは避ける方が良いでしょう

食事以外でも、夜間はブルーライトを避け、ゆっくり湯船に浸かり、身体を温めるといった生活習慣が安眠のためには大切です


ブルーライトには覚醒作用があるため、睡眠の質を落とします。
寝る1時間ほど前からテレビやスマホは避けるようにしましょう

また、入浴時は湯船に浸かることをオススメします

お湯に浸かることで深部体温が上がり、その後、体温が下がることでスムーズに眠りに入れるからです

寝る直前までスマホを見る方は多いと思いますが、カフェインが含まれないハーブティーを飲みながら読書をしたり、軽いストレッチをしてリラックスする時間に変えてみてはいかがでしょうか


睡眠の質が上がると代謝も上がるため、体調が良くなり、適正体重に近づくというメリットもありますよ


さて、今回のレシピはトリプトファンが摂れる食材を使った一品「ベイクドバナナのクリームチーズ添え」をご紹介します。
皆様も、ぜひお試し下さい


