こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
秋も深まり、いよいよ『牡蠣(カキ)』のおいしい季節が到来ですね!
牡蠣は、欧米では「R」のつく月、つまり9月〜4月の間しか食べないとされています。
それ以外の月は、牡蠣の産卵期にあたるため、中毒をおこしやすいためです。
牡蠣は、「海のミルク」と言われるほど、良質のたんぱく質と消化の良いグリコーゲン、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2、亜鉛、タウリンを多く含んでおり、体力を消耗しやすい冬に最適な食材です。
牡蠣には、「生食用」と「加熱用」があり、減菌処理された海水に一定時間漬けたあとに出荷される物が「生食用」、普通に海水で洗ったあとに出荷されるものが「加熱用」です。
火を通すものは、「加熱用」を購入しても問題ありません。
ここで豆知識
『牡蠣』の手軽な、下処理方法をご紹介します。
ボウルに適量の片栗粉と水、牡蠣を入れ、やさしく揉むようにして汚れを落とし、流水で洗い流します。
牡蠣のぬめりや臭みが取れ、身もプリプリになりますよ。
牡蠣のおいしい季節、いろいろな食べ方でお楽しみくださいね