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本田 朋美先生のブログ

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

韓国には、「釜で炊くご飯」を売りにしているお店があります。
京畿道(キョンギド)、利川(イチョン)で有名なのが白飯定食。

釜炊きの白米がメインで、ご飯をおいしく食べるために多彩なおかずがテーブルに並びます。
利川はお米の産地で、朝鮮時代に王室へ献上していました

具材を入れた釜飯の場合、ご飯自体にしっかりと味付けすることは少ないため、タレをかけて食べるスタイルが中心です。

お店で釜飯が用意されると、「おこげ茶」を作るために店員から、ご飯をすぐに茶碗によそって湯を注ぐように勧められます

釜の底にできているおこげは、韓国語で「ヌルンジ」と言い、湯を注いで茶にした物を「スンニュン」と言うのです。

スンニュンは、ごちそうのあとの消化剤としての役割があり、年代の高い方たちから特に愛飲されています。

今では好んで食べられるおこげですが、男性の地位が高かった時代は、一家の男性はご飯を食べ、台所仕事をする女性たちはおこげで空腹を満たすという習慣がありました。
 

 
現在おこげは市販の完成品もあり、関連商品にはおこげスープ、おこげ飴、おこげ茶などもあります。

白米とは違った香ばしさが楽しめるおこげは、自分でも作ることができますよ

レシピでもご紹介していますが、ブログでは長期保存が可能な方法をお伝えしますyes


おこげの作り方

sadフライパンにご飯を薄く広げて中火にし、ヘラで押しながら両面がきつね色になるまでじっくり焼く。

wink盆ザルに(1)をのせて、日陰で1〜2日ほど乾燥させたら、フリーザーバッグに乾燥剤とともに入れて常温で保存する。


enlightenedご飯の水分をしっかりと抜くことで、長期保存が可能となり、いつでもさっと食べることができますよ。

手軽な活用方法は、冒頭でもご紹介したおこげ茶が挙げられます。
その他には、伝統料理の丸鶏の煮込み(ペスク)、スープや鍋、韓国式中華のあんかけ

おこげ文化は日本よりも韓国の方が根付いているのです


最後に本日の料理をご紹介致します。
手作りおこげを使った「おこげスープ」ですyes

韓国の地方旅行をした際に食べたスープを、身近な食材を使ってアレンジしました。
皆さんも、ぜひお試し下さい

 


レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でおこげスープのレシピをチェック!

本田 朋美先生

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