こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
夏はビールがおいしい季節ですが、最近ではビール離れが進んでいるらしく、必ずしも「まずはビール!」ではないようですね。
ビール、日本酒、ワイン、焼酎、カクテル、梅酒など、それぞれお好みのお酒があるかと思います。
お酒は、大きく分けて「醸造酒、蒸留酒、混成酒」に分類されますが、それぞれの製法と種類の特徴、ダイエット中にオススメのお酒の種類をご紹介します。


○醸造酒

穀物や果実などの原料を、酵母によってアルコール発酵させてつくられたお酒です。日本酒、ビール、ワインなどが醸造酒にあたります。
蒸留酒に比べ、アルコール度数は低めです。
○蒸留酒

原料を発酵させた蒸留酒を、さらに蒸留してつくります。焼酎、ウィスキー、ブランデー、ウォッカ、ラム、ジンなどが蒸留酒です。蒸留酒を加熱して、その蒸気を冷やして液体にしているので、アルコール度数は醸造酒よりも高めです。
○混成酒

醸造酒や蒸留酒に香料や糖を加えてつくります。
梅酒、リキュール、みりんなどが代表的です。

甘い炭酸水などで割ると、糖質を摂ってしまうため、水割りやお湯割り、無糖の炭酸水割りにしましょう。
付き合いでビールを断りづらい場合は、乾杯の1杯だけはビール、そのあとは糖質の少ないハイボールにするなどの工夫をすると良いですよ

しかし、蒸留酒を選べば安心というわけではありません

アルコールが体内に入ると、アルコールの代謝が優先され、食べた物の代謝があと回しになってしまい、体脂肪蓄積の原因となります。
お酒の種類を意識することも大切ですが、それ以上に飲みすぎないことが大切です。

アルコールの分解には「水」が必要です

アルコールには利尿作用があり、お酒を飲むと脱水状態になりやすくなります。
特に気温の高い夏は、脱水を起こしがちなので、飲み会中はもちろん、飲み会前に1杯、そして帰宅後にも水分を補給しましょう。
睡眠の質や、翌日の体調にもかかわってきますので、日々のパフォーマンスを落とさないためにも、お酒を飲む際は必ず意識して水分補給するようにしましょう。
今回のレシピは、おつまみにぴったりで、旬のミョウガを使った「ミョウガの味噌焼き」をご紹介します

皆さんも、ぜひお試し下さい

