こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
外国の方や旅行先の人、初めて会った人など、普段かかわりのない方と接するとき、話題に困ってしまい、会話が続かないという経験はありませんか?

そんなとき、会話のきっかけのひとつとなるのが、「料理の話」です。

この夏、アメリカ中部出身の方とテーブルをご一緒する機会がありました

会話のスタートは、名前や出身地、家族構成など、ごく一般的な話題からスタートしましたが、時間が経ってくると、共通の話題がないと厳しいものがありますね

そこで、海外で流行っているベジバーガー(ビヨンドバーガー)について質問したところ、バーガーに使われる肉の種類、その肉を手に入れるための、地元で行なわれているハンティングの話へと会話が広がっていきました

料理は、いろいろな要素が交じり合い、構成されているため、ひとつの料理からいろいろな話題へと発展しやすいトピックなのです。
お味噌汁ひとつ取ってみても、使う味噌や食材は土地によって違いがあり、その土地ならではの文化、歴史、気候風土など、様々なバックグラウンドがあります。
人との会話につまってしまったら、食べ物や料理の話をふってみて下さいね

また、一緒に料理をすることで、人との距離が縮まることもあります。
例えば、海外からいらっしゃったお客様のお子さんが、なんとなく手持ち無沙汰にしていたので、白玉団子を使ったデザートの作り方を提案しました。
すると、盛り付けをスタートするころには硬かった表情がすっかりほぐれ、試食のときには、皆で和気あいあいと過ごし、楽しい雰囲気で会を終了することができました

後日、お土産に白玉粉を購入して帰国されたと嬉しい報告があり、日本での良い思い出のひとつになったようでした。
料理は、共同作業が可能なため、人との距離を縮めてくれるきっかけになるんですね。
さて、本日のレシピは、野菜ジュースで煮てつくるヘルシーな一品、「高野豆腐のドライカレー」をご紹介致します。
皆さんも、ぜひお試し下さい。
