こんにちは!
料理家のひろろこと竹内ひろみです

「飽きのこないお料理を作り続けることって、意外とハードルが高い!」、「どうしてもお料理マンネリ化から抜け出せない」教室の生徒さんからよく相談される悩みごとのひとつです。
ちょっとした盛り付けの工夫やお料理の仕方、食材の組み合わせでいつものお料理に変化を付けることができますよ



お料理の提供のやり方は大皿に盛り付けて、各自で取り分けて頂く型式(A)や、一汁三菜のように各々、セッティングした状態で頂く型式(B)など、各ご家庭によって違うと思います。
いつも(A)のやり方でしたら、たまには(B)のように変えてみる。
ワンプレートに盛り付けたり、松花堂弁当のようなお弁当箱に盛り付けてみるなど、お食事の提供の型式に変化をもたせましょう

見た目が変わるだけで、同じお料理でも味わいに変化を付けることができますよ

また、スープやお惣菜を小さめのカップに入れてみたり、普段はお茶碗に盛り付けているご飯を型抜きしたり、おにぎりにしたり、普段とは違うお皿に盛り付けてみるだけでも、食卓の雰囲気が変化します。
使い勝手が良い普段使いの食器は、登場頻度が高くなるのですが、週末など、時価に余裕があるときは普段使わない食器やカトラリーでちょっとした演出をしてみても良いですね。

例えば、レタスはサラダで頂くことが多いのですが、卵と一緒に軽く炒めてみたり、千切りにしてスープの仕上げに加えるなど火を通すだけで、いつもとは違う食感になるのです

トマトなども軽くソテーすると甘みが増すので、フレッシュな食材はさっと火を通すと、味わいに変化を付けることができます。
また、コリコリっとしたイメージの強い寒天ですが、葛を合わせることで、とろりとしたなんとも言えない食感に仕上がりますよ

砕いたナッツに炒めたパン粉を加えると、カリカリっとした食感に芳ばしさが加わり、おいしさアップです。
「クッキングは○○したらおいしいかしら?」と想像力を膨らませると、幅が広がり、楽しさも広がるので、ぜひ皆さんの想像力を働かせて、オリジナルレシピを作ってみて下さいね。
さて、本日のレシピは、本葛と粉寒天を合わせた涼菓、「とろふる寒天」をご紹介致します

皆さんも、ぜひお試し下さい

