こんにちは! 韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理のブログ記事とレシピ紹介を再開することになり、またお付き合いのほど、よろしくお願いします。
この2年の間に韓国料理のブームが大きく変わりました。日本では2020年から「第4次韓流ブーム」が訪れ、東京のコリアンタウンがある新大久保では、イイダコ(チュクミ)料理が大流行しています。
一方の韓国では『ヴィーガン料理』がトレンドです。20代30代の世代を中心にヴィーガン主義者が急増。2018年は韓国でのヴィーガン主義の人口が85万人でしたが、2020年には230万人に達したそうです。このニュースを知ったとき、私は正直なところ違和感を少し覚えました。
その理由は、肉や魚、そして野菜をバランス良く組み合わせて食事をするのが一般的な韓国人だと、信じて疑わなかったのです。

世界保健機関(WHO)が2017年に発表した調査結果によれば、韓国は野菜の消費量が世界トップクラスで、成人1人あたり1日に540g食べるそうです。
540gも摂取できるのは韓国人の食べ方が大きくかかわっていて、肉も魚もサンチュやエゴマの葉などの葉物野菜に包んで食べることが多いのです。また、キムチの常食も野菜の摂取量に影響しています!
そのような食文化の中、韓国でヴィーガン主義者が急増した理由は主に3つ。
1.コロナ禍でペットを飼う人が増えたことで動物愛護に対する思いが高まった。
2.動物性食品の消費が環境問題を引き起こしているという認識が広がった。
3.ダイエットなど健康志向の上昇。
そこでヴィーガン料理に目を付けた企業は、次々と商品を出しています。
なかでも私が驚いたのは、ヴィーガンのインスタントラーメンです。日本でも手に入るので買ってみました。一般的な韓国のインスタントラーメンよりも低カロリーで、胃に負担がかからない感じでした。
また韓国にはヴィーガン料理の専門店もありますが、そもそも野菜料理の小皿が沢山でてくる韓定食店も多いので、ヴィーガン主義の方は日本ほど困らずに外食できると思います。
実は先日、東京にオープンしたヴィーガン専門の韓国料理店を訪れました。ここで食べた料理をヒントにご紹介したいレシピは『ベジスンドゥブチゲ』です。
通常スンドゥブチゲに入れているアサリや卵を使わず、昆布出汁と野菜を利用して味を出しています。
レシピでは特別な食材を使っていないので、手軽に作れると思います。一度お試し下さい!

韓国料理のブログ記事とレシピ紹介を再開することになり、またお付き合いのほど、よろしくお願いします。
この2年の間に韓国料理のブームが大きく変わりました。日本では2020年から「第4次韓流ブーム」が訪れ、東京のコリアンタウンがある新大久保では、イイダコ(チュクミ)料理が大流行しています。
一方の韓国では『ヴィーガン料理』がトレンドです。20代30代の世代を中心にヴィーガン主義者が急増。2018年は韓国でのヴィーガン主義の人口が85万人でしたが、2020年には230万人に達したそうです。このニュースを知ったとき、私は正直なところ違和感を少し覚えました。
その理由は、肉や魚、そして野菜をバランス良く組み合わせて食事をするのが一般的な韓国人だと、信じて疑わなかったのです。

540gも摂取できるのは韓国人の食べ方が大きくかかわっていて、肉も魚もサンチュやエゴマの葉などの葉物野菜に包んで食べることが多いのです。また、キムチの常食も野菜の摂取量に影響しています!
そのような食文化の中、韓国でヴィーガン主義者が急増した理由は主に3つ。
1.コロナ禍でペットを飼う人が増えたことで動物愛護に対する思いが高まった。
2.動物性食品の消費が環境問題を引き起こしているという認識が広がった。
3.ダイエットなど健康志向の上昇。
そこでヴィーガン料理に目を付けた企業は、次々と商品を出しています。
なかでも私が驚いたのは、ヴィーガンのインスタントラーメンです。日本でも手に入るので買ってみました。一般的な韓国のインスタントラーメンよりも低カロリーで、胃に負担がかからない感じでした。
また韓国にはヴィーガン料理の専門店もありますが、そもそも野菜料理の小皿が沢山でてくる韓定食店も多いので、ヴィーガン主義の方は日本ほど困らずに外食できると思います。
実は先日、東京にオープンしたヴィーガン専門の韓国料理店を訪れました。ここで食べた料理をヒントにご紹介したいレシピは『ベジスンドゥブチゲ』です。
通常スンドゥブチゲに入れているアサリや卵を使わず、昆布出汁と野菜を利用して味を出しています。
レシピでは特別な食材を使っていないので、手軽に作れると思います。一度お試し下さい!