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本日の料理ブログのテーマは「時間栄養学」。ダイエットをしたいけれど思うように痩せない。不規則な勤務のために夜遅い時間に夕食が偏る。朝起きれず、朝食が食べれない。などの悩みはありませんか?そんな悩みを解決してくれる「食べ方の法則」があります。その法則のもととなる考え方が「時間栄養学」です。本日はこの栄養学的視点に立って栄養情報をお伝え致します。

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「時間栄養学」とは体内時計を考慮した栄養学のことです。
地球上の生き物は地球の自転周期に合わせて約24時間の周期リズム(=概日リズム)を備えています。このリズムをコントロールするシステムが「体内時計」です。
私たち人間も例外ではなく、夜になったら眠くなる。朝になったら目が覚める。体温を調節する。ホルモンが分泌されることによる体内調整など、様々な生理現象が体内時計によって調整されていますが、私たちの体内時計は24時間+αと地球の自転よりも少し長いため、リセットをする必要があるのです。

リセットをせずに体内時計が乱れてしまうと睡眠と覚醒のリズムが乱れたり、身体に不調をきたすなど様々な身体的弊害が出てきてしまいます。

体内時計は、大きく分けて「中枢時計」と「末梢時計」の2種類に分類されます。
メインの「中枢時計」は脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)にあり、全身をコントロールする働きをし、朝の日の光によってリセットされます。
サブの「末梢時計」は、心臓、胃、腸、皮膚、血液、筋肉などの臓器や組織に存在し、食事と運動によってリセットされます。

朝ご飯は食べたほうが良い。夜遅い食事は太るなど感覚的に分かっている方は多いと思いますが、ここに時間栄養学が深くかかわっています。

まず、朝に日光を浴びることで、メインの時計がリセットされ、朝食を食べることでサブの時計がリセットされます。
朝食には糖質とタンパク質を合わせて摂取すると良いです。おにぎり、お味噌汁、卵焼きやトースト、スクランブルエッグ、ツナサラダのように主食・主菜・副菜(汁物)をそろえると良いでしょう。

昼食は胃腸の働きも活発になり、エネルギーも使う時間帯なので、揚げ物などを食べたい場合には昼食での摂取がおすすめです。

夜間になると脂肪合成を促進する時計遺伝子BMAL1(ビーマルワン)が活性化するため、夕食に脂質を多く摂ると脂肪をため込み、肥満になりやすいです。
夕食は脂質や炭水化物が多い食事は避け、消化の良い物や野菜を中心とした食事がおすすめです。

「何を」「どのように」食べるかに加え「いつ食べるか」も考慮した時間栄養学、ダイエットや健康維持のためにぜひ、活用してみて下さい。

本日ご紹介するレシピは忙しいときにもさっと作れる、食べるサラダです。
サラダだけですと野菜に偏ってしまい、満足感のなさゆえに、食事時間以外に小腹が空いて、何かをつまみたくなってしまいます。
「サーモンとアボカドのパワーサラダ」はタンパク源、良質な脂質がバランス良く組み合わさっているので、見た目、味わい共に満足感のある料理となっています。
ワンボウルでも満足がいくので、結果、ダイエットにつながるサラダです。ぜひ作ってみて下さい。

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レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でサーモンとアボカドのパワーサラダのレシピをチェック!

竹内 ひろみ先生

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