こんにちは、料理家の野上優佳子です。
日本ではあまりなじみがありませんが、欧米では春の大きな行事の1つに「Easter」(復活祭)があります。
イエス・キリストが処刑されてから3日目に復活したことを記念する日。
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日、がその日にあたるので毎年違います。
なんだか厳かなお話のようですが、この日は子どもたちがとても楽しみにしている日でもあります。
イースターのシンボルは、春が来て命が芽吹くことを祝う意味を持つ「卵」と、多産であることから生命の象徴と言われる「うさぎ」。
この日は、殻に美しい模様を描いたゆで卵を飾ったり、卵をかたどったチョコレートやお菓子を家や庭の中に隠して子どもたちが探しまわったりする、楽しいアクティビティがいろいろ
うさぎのぬいぐるみやグッズも数多く登場します。
というわけで、今回はイースターにちなんで、卵を使ったお料理をご紹介します。
「卵とハムのキャセロール」は、とても簡単なオーブン料理。
キャセロール(casserole)は元々フランス語で「煮込み鍋」といった意味ですが、耐熱容器に材料を入れてオーブンで焼き上げた家庭料理の総称のようなもの
手軽な材料と簡単な調理でできて、ホームパーティーなどでも大活躍する1品です。ぜひお試し下さいね