こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
花粉が飛び交う季節、真っ盛りですね
今年は昨年よりも花粉の飛散量は少ないそうですが、花粉症の方にはつらい季節ですよね・・・
ましてや屋外でプレーをするスポーツ選手にとっては、パフォーマンスを下げる原因ともなり、深刻ですよね。
さて、昨年の9月より月に1度、スポーツ栄養の知識とレシピをご紹介しています。
今回のブログは、花粉症の季節のタンパク源としておすすめの食材「カツオ」をご紹介します。
普段から、アスリートの皆さんは、タンパク質をしっかり摂る食事を意識していると思いますが、実は、高タンパク高脂肪の肉類が、花粉症を悪化させる原因となっていることをご存じでしょうか!?
タンパク質は、摂りすぎると免疫機能が過剰に働き、症状がひどくなってしまいます。
特に、肉類などの脂身に含まれる脂肪酸は、アレルギーを悪化させる物質をつくる元となってしまいますので、花粉症をお持ちの方は、ササミなどの低脂肪な肉類や、カツオやサバなどの青魚を中心にタンパク質を摂ることをおすすめします。
青魚に含まれる不飽和脂肪酸であるDHAやEPAは、アレルギーの症状を抑えてくれる効果も期待できるので特におすすめです。
また、アスリートの皆さんが花粉症のお薬を選ぶときには注意が必要です。
ドーピングで禁止されているものではないか確認すること、また、薬の種類によっては集中力や判断力が低下し、パフォーマンスに影響するものもありますので、必ず薬剤師さんに相談してからお薬を選ぶようにしましょう。
今回ご紹介しているレシピは、カツオに花粉症の鼻の症状をやわらげる効果があるという、ネギとショウガを使った「カツオの和風ステーキ」です。
つらい時期ですが、少しでも楽に過ごせますように