こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
イチゴが、おいしい時期ですね!
毎年イチゴが出回る頃には、お菓子作りが楽しくなります
そんな我が家のお菓子作りに、かなりの頻度で登場するのがこちらの食材です。
今回のブログは、甘いスパイス「バニラビーンズ」についてご紹介します。
「バニラビーンズ」とは、ユリ科の植物の果実を熟成させたもので、黒いさや状をしています。
その姿からは想像がつかないような、甘い香りを持ったスパイスです。
以前は製菓専門店などでしか手に入らなかったのですが、最近は、スーパーなどでもスパイスのコーナーで手に入るようになり、ぐっと身近な食材になりました。
バニラの香り付けには、バニラエッセンスやバニラオイルなどがおなじみかもしれませんが、こちらは合成バニリンという人工的に作られたバニラの香りを付けたものです。
本格的なバニラの香りを楽しみたいなら、断然「バニラビーンズ」がオススメです。
バニラビーンズには、2通りの使い方があります。
まず、さやを包丁などで縦に割き、中の黒い種をこそげとり、クリームなどに加える方法。
また、種を掻き出したあとのさやを、牛乳などに加えて煮出す方法。
さらに、使い終わったあとの「バニラビーンズ」は、捨てずによく洗って乾燥させれば、また香りを楽しむことができます。
ビンなどの密封容器にグラニュー糖と乾燥させた「バニラビーンズ」を入れれば、甘い香りのバニラシュガーができあがります。
紅茶やお菓子作りに重宝しますよ。
今回は旬のイチゴと、バニラビーンズを使ったカスタードクリームたっぷりの「トライフル」をご紹介しています。
簡単なのにおもてなしにもピッタリの華やかさ!ぜひお試し下さいね