こんにちは、料理家の野上優佳子です。
食物繊維が豊富なこんにゃくですが、5月29日は、こんにゃくの日なんだそうです。
その由来を調べてみると、529→ごにきゅう→…こんにゃく…と、かなり力技(笑)な語呂合わせのよう。
こんにゃくは、サトイモ科の「こんにゃくイモ」から作られます。
このこんにゃくイモ、ジャガイモ・サツマイモ・サトイモなどの、通常私たちが食べるイモ類よりも、かなりアクが強いのです
生芋から作る方法もありますが、結構手間がかかる作業
私はいつも、こんにゃく粉を使って、手軽に作っています。
こんにゃく粉とは、生芋を切って干し、乾燥させて粉にしたもの。
ここに、湯に溶かした石灰水を混ぜてこね、角型に流し込んで固めます。
固まったら1時間程煮てアク抜きし、さらに水にさらして半日。
途中何度か水を変えてアクを抜き、そして私たちが普段食べる「こんにゃく」になる、と言う訳です。
最近は、こんにゃくイモの精製粉と凝固剤がセットになった手作りキットなども販売されているので、手作りこんにゃくが気軽に楽しめます。
本当に簡単に作れるので、お子さんと一緒に作るのもおすすめです。
私も作ったことがあるのですが、市販の物とは違うおいしさが味わえて、ちょっと感激
さて今回は、こんにゃくを使った常備菜をご紹介します。
我が家のお弁当の、おかずの定番のひとつ。
味噌で煮てしっかり味付けしたこんにゃくは、味も食べ応えがあって、ご飯のお供になりますよ。