こんにちは料理家の野上優佳子です。
最近は生鮮食品も一年中出回るものが増え、旬が分かりづらくなっていますね。
「イカ」もそのひとつではないでしょうか?
イカの旬は、実は夏
今が一番おいしい季節と言われます。
日本は、イカの消費量が世界一
特に、刺身のように生でイカを食べる習慣がある国はごくわずか。
実は平成の始め頃まで、日本人が最も食べる魚介類も、イカだったんです。
残念ながら、今はサケやマグロにトップの座を奪われていますが、今も上位3位に名を連ねています。
日本人は、世界で一番イカが好きな国民、と言っても過言ではないようです。
450種あると言われるイカですが、食用は30種程度と言われています。
その中でも、主に食べられるのは「スルメイカ」です。
通常、海で泳いでいるとき(いけすで泳いでいるイカもそうですね)、イカは透き通るような色をしています。
水揚げすると、表面の薄皮の茶色が鮮やかになっていきます。
これは、鮮度が良い状態
茶色が薄くなって、カラダの色が白くなってきたら、鮮度が落ちてきた合図・・・。
お刺身で食べたいときは、表面の茶色が鮮やかな物を選んで下さいね。
さて今回は、イカとたっぷりのハーブを使ったオーブン料理をご紹介します。
イカの皮をむく必要がなく、筒切りにするので下ごしらえも簡単。
いつものお刺身や煮付けとは違う、洋風アレンジが楽しめます。
ぜひお試し下さいね