こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
「苦手な野菜を韓国料理にしたら食べられました!」というお声を聞くことがあります。
その理由、お分かりになりますか?
韓国では、合わせ調味料の総称を「薬念(ヤンニョム)」と言います。
薬念(ヤンニョム)という文字の由来は、薬になるように念じること
食が薬という、薬食同源の考えに結びついています。
和食は素材の特長を活かした味付けにしますが、韓国料理は合わせ調味料が味の決め手になります。
味付けのお陰で、苦手だった食材が食べられるようになるんですね
韓国料理の合わせ調味料は、何が挙げられるでしょう?
・チヂミのたれ
・サラダのドレッシング
・キムチの漬けダレ
・焼肉の下味用のタレ
・焼肉用のみそ
などがあります。
そして、薬念(ヤンニョム)の材料は、
・しょうゆ
・酢
・ゴマ油
・コチュジャン
・唐辛子
・塩
・砂糖
・こしょう
他にもまだ挙げられますが、みなさまの身近にある物ばかり。
薬となる調味料は、良い物を選びたいですね
本日ご紹介するレシピは、「五色の串焼き(ファヤンジョク)」。
チヂミのたれを使っています