こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理はスイーツの種類が少ないと言われていますが、夏場になると人気の高まるデザートがあります
それは、かき氷。
韓国語で「パッピンス」と言います。
パッは「小豆」、ピンスは「氷水」を意味しています。
もともとは、かき氷の上に「小豆のあん」をのせていたので、この名前が付けられました。
現在は具材がバラエティに富んでいて、フルーツ、アイスクリーム、小さなもち、シリアルなどが飾られ、色鮮やかで豪華です
韓国では大人数で食べられる大きさのパッピンスもあり、一皿を友だち同士でつつき合いながら、おしゃべりを楽しむ光景も見られます。
さて、日本にもかき氷はありますが、明らかに食べ方が違います。
韓国では、スプーンを使って豪快に混ぜてから頂きます!
美しい盛り付けは、一瞬にして崩されるのです。
味を均一にすることが、ポイントです。
日本人におなじみのビビンバは、ご飯と具をしっかり混ぜてから食べますよね?
この混ぜ文化は、他の料理にもつながるのです。
カレーライスも同様です。
そして、パッピンスもしかり・・・。
パッピンスを混ぜて食べられるようになったら、韓国ツウですね!
ところで、パッピンスに入っている小豆はビタミンB1が豊富なのはご存じでしょうか?
糖質をエネルギーに変えるので、夏バテ解消に効果があります。
そして、小豆以外にも夏バテ解消に良い食材に「タコ」があります。
疲労回復に良い、タウリンが含まれているからなんですね。
今日は、そんなタコを使った和え物をご紹介します