こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理と言えば、焼肉を思い浮かべる方が、たくさんいらっしゃると思います。
ここ数年大人気なのが、「サムギョプサル」という豚バラ肉の焼肉
コリアンタウンの新大久保では、サムギョプサルを売りにするお店がどんどん増えています。
韓国料理店で焼肉を頼むと、サンチュ、サニーレタス、エゴマの葉などの葉野菜がセットになって出てきます。
本場の韓国では、この葉野菜の種類と量が豊富で目を奪われるほど!
これは、サム(包む)文化の存在があるからです。
朝鮮時代前の高麗時代14世紀には、野菜にご飯を包んで食べる方法があったと言われています。
それが、現在まで受け継がれているんですね。
韓国人は日本人以上にお肉を食べていますが、野菜の摂取量も非常に多い!
日本の厚生労働省は、健康増進の観点から野菜摂取量の目安として1日350gを推奨していますが、2007年の国連食糧農業機関のデータによると、韓国では1日約580gを食べています。
日本人と野菜の食べ方が大きく違うので、このような結果になるんですね。
ご家庭で焼肉のときは、ぜひ葉野菜もたっぷり用意して下さい。
この方法を取り入れるだけで、摂取量がグンと増えます
今回は、葉野菜にゆで豚を巻いて食べる料理、「ポッサム」のレシピをご紹介致します。
豚バラ肉はゆでているので、余計な脂が抜けてヘルシーですよ