こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国のスイーツ「ホットク」をご存じですか?
日本のおやきに近く、中に甘いあんが入った、油で焼いたスイーツです。
コリアンタウンの新大久保には、ホットクの屋台が人の流れとともに増え、おいしいお店はお客さんが列をなして賑わっています。
最近では日本のスーパーで、ホットクの素や完成品の冷凍が買えるようになり、身近な韓国料理のひとつになりました
日本人にも親しまれているホットク。
いつ生まれたのでしょう?
ホットクは、100年程前に中国から朝鮮半島に伝わりました。
漢字でホットクは「胡餅」と書き、中国もちを意味します。
伝わった当初は蒸したり、油を使わずに焼きあげたりしていましたが、現在は油で焼いた物が主流になりました。
本場のホットクは黒砂糖や蜂蜜入りがオーソドックスですが、日本のホットクにはオリジナリティがあり、あんこやチーズ入りが大人気です
最近ではキムチ入りも登場して、小腹がすいたときの軽食感覚で食べられるのが魅力です。
そもそも、ホットクは小麦粉やもち粉でできているので、甘い物、辛い物、どんな具材でも合うんですね。
また、ホットクにアイスやフルーツをトッピングして、オシャレな一品に仕上げている韓国料理店やカフェもあります