こんにちは!料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
エコなお掃除と言えば、重曹・クエン酸・お酢などが挙げられます。
今回は、エコなお掃除に大活躍の「クエン酸」についてお伝えします。
そもそもクエン酸とは、一体何者!?でしょうか?
酸というからには酸っぱい物?との答えが返ってきそうですが、ずばり正解
レモンやグレープフルーツなどの柑橘類や梅干しに含まれている、酸味のもとになっている成分なのです。
酸性のため、アルカリ性の汚れと中和し、汚れを落とします。
クエン酸を、そのままふりかけて使用してOKです。
また、水を加えてクエン酸水としてスプレーボトルに入れておくと、すぐに使えて便利です
特に、アルカリ性からくる、汚れのニオイ消しには効果的
アルカリ性の汚れと言えば、トイレの尿臭。
クエン酸水で掃除をすると、汚れ落としに加え消臭効果もあるので、トイレ掃除には、とてもおすすめです
また、消臭効果に加えて殺菌効果があるので、まな板などに付いた魚や肉類の臭いが気になるときや、生ゴミを入れる三角コーナーに、クエン酸水をひとふきしておくと良いですよ
さて、そんなクエン酸ですが、料理にも応用がききます
ゴボウやレンコンなどを切ったあとにクエン酸水に浸ければ、色止めになります。
また、市販のジュース(マンゴーやぶどうなど)が甘いなと思うときに、少し(コップ1杯のジュースに、小さじ4分の1程)加えると、酸味が加わり、よりおいしくなります。
今回ご紹介する「大葉シロップのフルーツポンチ」は、クエン酸の効用が発揮される料理
大葉を取り除いたあとにクエン酸を入れると、色がきれいに仕上がります