こんにちは、料理家の野上優佳子です。
花冷えの3月になりましたが、八百屋さんをのぞけばおいしそうな春の野菜がたくさん
『今日は、どれを食べよう 』、と目移りしてしまいます。
春の食材はいろいろありますが、その中でも「新ジャガ」は、家族からのリクエストがとても多い春野菜のひとつ。
3月から5月頃まで出回る早採りのじゃがいもで、小ぶりで皮が薄いのが特長。
皮つきで丸ごと食べられ、みずみずしさと口当たりのやわらかさが何とも言えぬおいしさ!
ホクホク感よりも粘りけのある食感なので、マッシュポテトなどにするよりは、そのまま煮たり焼いたり揚げたりするとおいしさを存分に味わえます
通年売られているものよりも、水分が高くて皮が薄いので、長期保存向きではありません。
買ったらすぐに食べるのがおすすめ!
水洗いして、きれいに泥を落としたら、皮ごといただきます
皮つきのまま食べると、皮をむいて食べるよりもビタミンが流れにくく、栄養価も高いのだそう
丸揚げしたり、照り煮にしたりしてもおいしい新じゃがですが、今日はフライパンでロースト。
きれいに洗って水けをしっかり拭いて、フライパンでこんがり焼きます。
ローズマリーとにんにくの香りも一緒に閉じ込めて、新じゃがのローストの完成!
チキンと一緒に焼いても好相性です。
香ばしさと、ハーブの香りの豊かなこと。mmm〜 !
シンプルゆえに、旬のおいしさをストレートにいただけます。