こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
これから冬にかけて、ダイコンがおいしい季節ですね
ダイコンは年中スーパーなどで買うことができますが、やっぱり旬のダイコンは甘みと辛みのバランスが良く、みずみずしくて、おいしさもひときわです
特に11〜12月に収穫されるダイコンは「秋冬ダイコン」と呼ばれ、1年中で1番好まれているダイコン。
ダイコンの辛みとみずみずしさをそのまま味わうなら、やっぱりダイコンサラダやダイコンおろしがオススメです
ところで、皆さんは「ダイコンおろし」を、どのように作っていますか?
フードプロセッサーで一度に作って冷凍してしまうという方も結構いらっしゃるようですが、「ダイコンおろし」は「おろし器」で作らないと、栄養価の面ではかなりもったいないんです
ということで・・・今回のブログは「おろし器」についてご紹介します。
ダイコンには、「ミロシナーゼ」という酵素が含まれており、この酵素はおろし金でゆっくりすりおろすことで一気に増加し、アリルイソチアネートという辛み成分を作ります。
この「アリルイソチアネート」には、がん予防に効果があるとされています。フードプロセッサなどで一気に粉々にすると、「ミロシナーゼ」はもちろん、他の栄養素も破壊されてしまいます。
私は、ステンレス製の「万能おろし器」と陶器のおろし器を使い分けています。
万能おろしは、パルメザンチーズなども細かくすりおろせる、便利グッズです
陶器のおろし器は、受け皿が一体となっているので、焼き魚にダイコンおろしを少量添えるときなどに使っています。
今回は、旬のサバをたっぷりのダイコンおろしで煮付けた「サバのおろし煮」をご紹介します。
おろし煮のコツは、ダイコンおろしを加える直前にすりおろすこと!
そうすることで、甘みが増しておいしくなるんです。ぜひお試しを