こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国旅行の際に、水産市場に行かれた経験はございますか?
ソウルで有名な所ですと、鷺梁津(のりゃんじん)水産市場が挙げられます。
水産市場に入ると潮の香りが漂い、市場で働く人たちの活気溢れる声が耳に入ります。
そして、豊富な海の幸が目に飛び込んでくるので、その光景に圧倒。
日本で馴染みのない韓国特有の魚介もあるので、ひとつひとつ見ているとテンションが上がります
水産市場で活きの良い魚を買ってさばいてもらい、食事スペースでの飲食が可能です。
とは言え、旅行者にこのスタイルはちょっと敷居が高いので、水産市場の食堂に行くことをおすすめ致します。
食堂では、魚を一匹ベースで注文して下さい
そうすると、ビックリする程、数多くのおかずが並び、注文した魚のお刺身が出てきます。
お好みで、わさびしょうゆやチョジャン(お酢ベースのコチュジャンソース)で召し上がって下さい。
サンチュやエゴマの葉なども一緒に出てきますので、焼肉のように葉物にお刺身をのせて食べても良いですね
お刺身を食べ終えたら、お店の方がアラで鍋を作ってくれます。
余すところなく、最後まで食べ切るスタイルは韓国流。
この鍋はメウンタンと言って、唐辛子の効いたスープになります。
アラの他に、セリやもやしなどの野菜も入り、とてもヘルシー
お店に頼めば、辛くない鍋も用意してくれます。
韓国旅行の機会がありましたら、現地の水産市場で食べる醍醐味を味わってみて下さい。
今日のレシピは海鮮つながりで、「カキの和え物」をご紹介致します。
韓国のカキは日本の物よりも小粒なので、スーパーで大きい物と小さい物がありましたら、小さい方を選んで下さいね。