こんにちは!
料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
食べ物の持つ力ってすごいな、と感じることがよくありますが、冬から春へと移り変わるこの時期も、やっぱり食べ物のありがたさを感じます。
季節の変化と人の身体の変化は連動していて、季節に合わせた食べ方をすると、身体のリズムが整い、元気に毎日の生活を送ることができるのです
食養生(しょくようじょう)と言うと、少し難しい感じがしますが、簡単に言うと、身体に合った季節の食べ物を食べ、身体の内側から健康になる食生活術のこと
春は、自然界では大地から芽が出て花が咲き、動物たちも活発に活動し始めます
また、風の吹く日が多い季節でもあります。
人の身体も新陳代謝が活発になり、特に「肝」の働きが活発になります。
中医学的に見る「肝」は、いわゆる肝臓の働きに加え、目や筋肉、情緒のコントロールなどもつかさどると考えられています。
「肝」の働きがうまくいかないと、イライラしたり、情緒不安定になったり・・・ということも
酸味のある食べ物や、セロリ・セリ・菜の花・アサリ・ホタテ貝など、「肝」の働きを調節する作用のある食物を食べると良いでしょう
また、葉物野菜が多くなる季節なので、葉物類に糖質、脂肪、タンパク質をバランス良く組み合わせて頂きます。