こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
日本の伝統的な和食には、煮物が多くあります。
朝鮮半島でも紀元前に土器が登場してから、「煮(ジョ)」という調理方法が、ごく自然に取り入れられました。
煮物は、韓国語で「ジョリム」と言います。
以前ブログの記事として書いた、韓国の伝統的なお膳の組み方である飯床(パンサン)。
階級によって品数が変わりますが、ジョリムは最低限の一汁三菜である三楪飯床(サンチョプパンサン)にも入っているので、料理の基本だと言えます
味付けはしょうゆベースの他にも、粉唐辛子やコチュジャンを加えて辛みを出した物もあります。
和食では煮物にみりんを使用しますが、韓国料理では水飴を加えて、甘み・コク・照りを加えます。
使用する調味料は、日本とちょっと違いますね。
韓国の水飴はさらっとして使いやすく、使用頻度も多いので、韓国料理をご自宅で作られる方は常備をオススメします
本日ご紹介するレシピは、「豆腐の煮物」です。
一度焼いてから煮るので、型くずれが少ないです。
小さなお子様も食べやすく、喜ばれる一品だと思います