こんにちは!
料理家の吉田由子です。
イチゴがおいしい時期ですね
今回は、イチゴをひき立てる名脇役「練乳」の豆知識をご紹介します。
一般社団法人日本乳業協会によると、練乳は牛乳や脱脂乳などを濃縮した物を指します。
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(略して乳等省令)では無糖練乳、加糖練乳、無糖脱脂練乳、加糖脱脂練乳の4種類に分類されています。
家庭でよく使われる物は、以下の2種類です。
加糖練乳(コンデンスミルク)は、牛乳にしょ糖を加え、約3分の1に濃縮した物です。
乳等省令では、乳固形分28.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)と規定されています。イチゴとの相性が抜群です
無糖練乳(エバミルク)は、牛乳を約5分の2に濃縮した物で、缶に充填したあと、加熱滅菌してあります。
乳等省令では、乳固形分25.0%以上(うち乳脂肪分7.5%以上)と規定されています。
甘くないので、お料理に使うことが多いです。
練乳は、イチゴが旬の時期は名脇役として大活躍するものの、イチゴの季節が終わってしまうと、冷蔵庫で出番がないまま潜んでしまいがち
せっかくなので最後までおいしく頂きましょう!
今回は、練乳をたっぷり使った「ミルクコーヒーラスク」をご紹介します。
練乳とコーヒーのホロ苦い甘さがクセになりますよ。
ぜひお試し下さいね