こんにちは!
料理研究家のひろろこと、竹内ひろみです。
ケーキなど、焼き菓子のベースとなる食材は、小麦粉・卵・砂糖・バターなど。
これだけの材料で、香ばしいクッキーやマドレーヌ、パウンドケーキなどが作れるってスゴイっと小さい頃に感動したことがあります
甘い物を食べると、味覚に感じるおいしさだけでなく、なんだか幸せな気分になりますよね
そんな、スイーツですが、最近よく耳にするのが、「子供が卵アレルギーなので食べさせられない」、「母乳をあげているので、おっぱいトラブルになるような物は避けるように言われている」といった、お菓子を食べたくても(食べさせたくても)食べられないという悩み
食材に対する反応は人によって違いがあるため、このお菓子ならば絶対大丈夫!!とは言い切れないのですが、一部を代替品にすると制限の幅が少し広がり、お菓子を楽しむことができます
本日ご紹介するパウンドケーキは、卵・バターを使わずに作るのですが、バターの代わりになたね油(サラダ油でOK)を、卵の代わりにベーキングパウダーを使うことで、生地も膨らみ、とてもおいしいケーキを作ることができます
このようなスイーツは、食材制限があっても食べられることに加え、砂糖の量を通常の半分ぐらいに減らしても、十分甘味を感じることができます
砂糖を悪者扱いにするつもりはないのですが、市販のお菓子やお惣菜などで、かなり甘い物を摂取しているため、おうちで作るスイーツやごはんには、必要以上にお砂糖を使わなくても良いのでは?と思うのです
ただ砂糖の量だけを減らしてしまうと、何か物足りなさを感じてしまいます
物足りなさをカバーし、おいしさをキープするコツは、コクのある食材や甘味のある食材を加えること
クルミやアーモンドなどのナッツ類や全粒粉は、コクをプラスしてくれます。
また、レーズンやクランベリーなどは自然な甘みを加えてくれます。
そして、塩をひとつまみ加えると、ぐっと味がひきしまり、よりおいしくなります。