こんにちは、
料理家の野上優佳子です 。
夏の夜、少し涼しくなったら浴衣を着てお出かけしたい
そんな風に思う今日この頃ですね
夏祭りと言えば祇園祭、天王祭と呼ばれる祭りが全国各地で開かれます
その代表的な物が、西は京都・八坂神社の「祇園祭」と、東の愛知・津島神社の「尾張津島天王祭」だと言われています。
どちらにも牛頭天王(ごずてんのう)が祀られているのが大きな特徴
牛頭天王は疫病除けの神様で、そのルーツは八坂神社。
平安時代、疫病の大流行を鎮めるために行なわれた儀礼が始まり とされています。
平安時代中期にはどんどん盛んになり、鴨川の水辺での禊祓(みそぎはらえ。おはらいをして身を清めること)のときにはお囃子(おはやし)や山車(だし)など華麗さを競い合いました。
それは今の華やかな天王祭・祇園祭の原型なのだとか。
そしてお祭りと言えば、様々な屋台も楽しみのひとつ 。
屋台の食べ物にも流行があるようで、ここ数年見かけるのが、「シャーピン(あん餅)」。
シャンピンとも言い、薄力粉と水でこねた生地に肉の餡を包んで焼いた、いわば中国風おやきで、本場中国でも屋台料理として気軽に食べることができます。
というわけで、今回はこの「シャーピン(あん餅)」を作ってみましょう
皮から手作りしますが、難しい発酵など不要なので思ったよりも手軽にできます。
ホットプレートで焼いて、皆でワイワイ楽しめますよ。
ぜひお試し下さいね