こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
2011年、韓国ブランドの飲む発酵酢が日本で大人気となりました。
その理由は、有名な女性アイドルグループをイメージキャラクターに採用したこともありますが、飲みやすさと美容効果が支持されたようです
そもそも朝鮮半島で酢が登場したのは、いつ頃でしょう?1124年に刊行された「高麗図経」には、すでに酢についての記述があり、スープや漬け物の調味料として使われていたそうです。
酢の原料はと言うと、米や小麦などの穀物、りんごや柿などの果実、野菜、マッコリの発酵が進むと酢に変わります。
実は6月に、韓国の珍島(チンド)にいらっしゃる発酵酢名人のもとを訪れまして、そこで野菜を使った酢の作り方をレクチャーして頂きました
キュウリ、パプリカ、ニンジンなどの野菜をざくざくと切り、ここにハチミツと酵素を入れてかき混ぜます。
かき混ぜているうちに水分が出てくるので、消毒した容器に入れます。
20日間過ぎたら野菜を漉して水分だけにし、さらに2ヵ月発酵させたらできあがりです
さて、気になるのは、酢の効用。
・食欲増進、消化促進
・血液循環を良くする
・疲労回復
・抗酸化作用
・脂肪減少
夏は暑さで疲労がたまり、食欲が減退しますよね
こんなときこそ、お酢の摂取をおすすめします。
1日、大さじ1杯程度を取れば十分。
飲むお酢が好きな方はドリンクとして、酸味が苦手な方は、調味料で上手に取り入れてみて下さい。
もともと、私はお酢が好きなのですが、発酵酢名人から頂いたお酢を毎日飲むことにしました。
夏バテとは程遠い日々になりそうです
それでは、本日のレシピをご紹介致します。
お酢を使った一品、「ナスの冷製スープ」です。
さっぱりと頂けますので、作ってみて下さいね。