こんにちは!
料理家の吉田由子です。
秋も深まり、朝晩冷え込むようになりましたね
秋の夜長にふと、子供の頃のことを思い出しました。
毎年この時期になると、父が『イチジク』を買ってきてくれるのですが、
母と弟はイチジクが苦手。
理由は割ったときの見た目だそうです。
「おいしいのにしかたがないなぁ・・・」なんて言いながら、父と一緒に母と弟の分も食べて大満足していましたっけ
『いちじく』は不老長寿の果物と言われる程、栄養価や薬効が高い果物なんですよ。
そこで今回は、『イチジク』についてご紹介します。
イチジクは、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄分、食物繊維を豊富に含んでいます。
中でも、水溶性食物繊維のペクチンは、腸の運動を助ける働きがあるため、便秘解消に効果が期待できます。
また、『イチジク』には消化を助ける酵素も含まれていますので、お酒を飲んだあとに食べると二日酔いを防ぐ効果もあります。
他にも、咽の痛みを抑えたり、母乳の出を良くするなどの作用も期待できます。
イチジクを選ぶときは、実の赤紫色が全体に均等でしなびていない物が良いでしょう。
実の頭の部分が少し割れて、中がのぞいているくらいの物が熟していて食べ頃です。
ただ、残念なことに食べ頃の熟したイチジクは、たった1日から2日で鮮度が落ちてしまいます。
コンポートやジャム、イチジク酒などに加工すると長期保存できるようになります。 イチジクは、未熟な実を食べると胃が荒れてしまうので、しっかりと熟した物を選びましょう。
さて、本日のレシピは『イチジクのラッシー』をご紹介します。
食物繊維が豊富なイチジクと乳酸菌が豊富なヨーグルトの組み合わせは、便秘解消に効果抜群!
とても魅力的な栄養素を持つイチジクなので、見た目が苦手という方もぜひお試しを